とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

学校のこと

124 「語らない」をめざして

今回は「クラブのこと」。 教師は授業で語らない。 僕は教師ではありませんが、学校が職場なので、「理想の授業」とか「めざす教師像」とか、先生たちの目標を聞くことが多いです。ときどき耳にするのが、「授業で語らない」という言葉です。 先生は道筋を示…

121 クラブふたたび

今回は「クラブのこと」。 学校でクラブ決定会が行われました。 去年は初めて作られたクラブということで、本当に興味がありそうな子以外はほとんど集まってきませんでした。定員オーバーになったクラブから流れてきた子で作られたような形になった去年。(0…

103 おひろめクラブ・おまけ

今回は「なわとび披露のこと」。 クラブ発表会で子どもたちの動画を流した翌日、おまけで僕も動画を流しました。 (動画はその後削除したので今は見られません。すみません) 例のスタジオで撮っておいた演技です。施設を借りようと思ったのは、これを撮るた…

102 おひろめクラブ

今回は「クラブ発表会のこと」。 久しぶりにクラブの話です。 実は、2月の末でクラブは全時間終わって、発表会も済んでしまいました。運動系のクラブを含めて、ほとんどのクラブが作品や活動記録の展示で発表する中、給食の時間に全校放映したのは、なわと…

098 8の外から

今回も「8の字のこと」。 8の字で1年前に感じたこと、その2。 8の字に限った話ではないのですが、担任の熱意が問題になることがあります。 最後の8の字大会は、同時にクラスマッチです。1回でも多く跳ぼうと、担任の先生たちはあれこれ考えます。技術…

097 8の字は運動不足?

今回は「8の字のこと」。 珍しく長縄の話です。以前、すこし書いたことがあります。 011 夢のなわとびシーズンがやってきた、はずが ブログを始めたころの話ですね。たしかに、当時はこんなことを感じてました。あのあと、どこかで書こうかなと思った話が2…

092 魅力と無力のなわとび台

今回は「なわとび台のこと」。 1月に入ってから、いよいよなわとび台が登場しました。 去年(昨年度)は12月には運動場のすみに置かれていました。なんで覚えているかといえば、忘れもしない13日の金曜日に、なわとび台で腰を痛めて早退したからです………

082 まだまだクラブ

今回は「クラブのこと」。 先日、2回目のクラブがありました。1回目は、用意した技を子どもが跳べるように教えられず、子どもにとっていまいちな時間になってしまいました。そこで今回は、ゲーム的な時間と、なるべく順を追って到達できるように予習して臨…

073 あれこれクラブ

今回も「クラブのこと」。 前回は、クラブで紹介した技が跳べず、子どもが満足できなかったという話でした。 紹介したのは子どもにとっての新しい動きばかり。挑戦しても、それっぽく跳べるだけで、それ以上に「失敗ばかりを体験させられる時間」になってし…

072 むずかしクラブ

今回は「クラブのこと」。 ついに、待望のクラブの時間がやってきました。 ……が、いろいろと技の準備をしたものの、子どもたちの反応は今ひとつでした。理由は次の一言に尽きます。 跳べないからつまらない。 コンセプトも、用意した技も、まずかったみたい…

068 教えあおう、なわとびクラブ

今回は「クラブのめあてのこと」。 めあて。目標。 前回のクラブ決定会で集まった子どもたちのめあてを読ませてもらいました。ほぼ2種類でした。「2重跳び○○回」と「いろんな技を覚える」。 なわとびクラブの紹介文は、「見たことのない技を跳んでみよう」…

067 16人のために

今回は「クラブ決定会のこと」。 044、057と進み、ついになわとびクラブが始まりました。 といっても、今回はクラブに入る子が決まっただけです。4~6年生が体育館に集まってクラブを選ぶ、クラブ決定会という時間が開かれました。 決まったのは16人です…

066 いろんな魅力で跳べばいい

今回は「なわとび台のこと」。 夏休みが明けて、朝晩に涼しさを感じた最近、またなわとびシーズンが近づいてきたことに気づきました。2か月以上先ですけど(笑)。 なわとびシーズンといえば、うちの小学校では、校庭の隅(でも職員室の真ん前)になわとび…

044 夢のなわとびクラブ

■ なわとびクラブを作れなかったこと 今回は「クラブのこと」。 今の小学校に転勤してから、1つ夢があった。それは、なわとびクラブを作ることだ。 でも、去年はいろいろ理由があって、夢はかなわなかった。 クラブというのは、授業で言うと「特別活動」に…

041 まぼろし日記

今回は「子どもの気持ちのこと」。 放課に一緒になわとびをした子たちが、僕のことを日記に書いていたらしい。 それを知ったのは、この4月に他校へ転勤した先生の送別会の席だった。 お疲れさまでしたとビールをつぎに行ったら、なわとびの話になった。この…

032 なわとびの神様

今回は「1年間のこと」。 今、へこんでいる。 学校は春休みになり、ひさしぶりに体育館で跳んだ。今回は、初めて自分の跳ぶ姿をカメラで撮った。普段は公園なので、これまで人前で撮影しづらかったのだ。そうして初めて「外から」見た、自分のフリースタイ…

015 黒子のなわとび指導

今回は「それとない指導のこと」。 休み時間も含めて、子どもが一番跳んでいるのは2重跳びだ。 1、2年生が職員室からすこし離れた場所にいるので、普段目につくのは3年生以上。そのため、跳べない子はほとんどいない。たぶん、跳べない子は苦手意識があ…

012 なわとび異邦人

今回は「児童への存在感のこと」。 最初に、小中学校の事務職員について書こう。まず、事務職員は教員ではない。教員が教育職なら、事務は行政職である。市町村立学校が勤務地の公務員だ。教員免許も必須ではない。学校の経理や庶務、職員の給与などが主な仕…

011 夢のなわとびシーズンがやってきた、はずが

新しく「学校のこと」というカテゴリを作った。なわとびについての話なのだが、内容は学校のことだと思う。 そんなわけで今回は「短縄と長縄のこと」。 今の小学校は、中学校から転勤して1年目。前の中学校時代になわとびにはまった僕にとって、なわとびが…