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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

003 3重跳びはタイミングとリズムだ(2)

今回も「3重跳びのこと」。

前回、跳べるタイミングを身につけることで、3重跳びは跳べるようになると書いた。僕の場合は「跳躍の音」がヒントになって、連続で跳ぶリズムを身につけることにもつながった。

さて、問題は、そのタイミングにどうやってたどりつくかだ。

小学校だと、やっぱり、がむしゃらに何度も挑戦する子どもが多い。2重跳びのときだって、よほど上手に教わらない限り、校庭で、家の前で、自主練を繰り返して習得することが多いと思う。

たぶん、それは間違ってない。
実際に跳んでみないと感覚なんてわからないし、その感覚だって人によって違うのだから、自分の感覚は跳ばなきゃわからない。1回だけじゃわからないから、何度も試してみて、自分の課題や癖がわかってくる。
だから、何度も挑戦することは間違っていない。
ただ、「考えていない」のが弱点なのだ

みんな、ひっかかれば、きっとなんらかの形で修正をしているはず。同じ跳び方をすれば、ひっかかるにきまっているから。問題は、その修正が軽いところにある。たぶん、がむしゃらの特徴は、早く回すこと、高く跳ぶことに必死で、それだけを追っている。でも、本当に必要なのはそれだけだろうか?

僕の場合、全然3重跳びが続けてできなくて、そのうち跳ぶたびに考えるようになった。たとえば、ひっかかったときに縄がどこに当たったか。多かったのは前の足首のあたり。そこで、ひっかかったら、ひっかかったときの体勢で止まった。これで「どういうひっかかりかたをしたか」がわかる。すると、縄の最下部が高いことに気づいた。縄の最下部が高いから、足の下を通らずに足首に当たる。じゃあ、縄の位置が高いのはなぜか? ひっかかったときの体勢を見ると、手の位置が高いことに気づいた。手の位置が高ければ縄の位置も高くなる。それですこし手を低めに回せるようにしてみた。それでも当たる。またひっかかったポーズで考える。今度は、腕を開きすぎていることに気づいた。縄が横に広がれば、やはり縄の最下部は高くなる。……

なんてことを考えながら、考えを重ねていった。さらに、回しやすいグリップの角度、力をこめすぎると腕が上がりぎみになってしまうこと、あたりも修正点だと気づくうちに、連続で成功しやすくなっていった。そして、「跳躍の音」を意識し、感覚が身についていったのだった。

早く回す、高く跳ぶにも、いろいろと必要な要素があるのだ。課題は分割すればいい。分割するには考えることが大切。

考えてないように見えるのに成功する人でも、きっと体が自然に修正しているはずだ。そういう人を、「器用」とか「運動神経がいい」というのだろうけれど、そのへんは人それぞれ。別に不器用だっていい。修正を繰り返してたどりつく「器用」だってある。そこにたどりつけば、他の人から見ればどんな人でも「器用」だって思ってもらえる。

……休みを入れないと続けられなかったので、時間を取ったというのもあるけれど……。

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ちなみに、一度3重跳びが跳べなくなった時期があった。けがだったか病気だったかで2週間くらいの安静から復帰したとき。身についていたはずのコツがわからなくなっていた。つい先々週は跳べたんだからそんなはずはない、みたいに躍起になったが、ほんとに跳べなかった。結局、上に書いたような道のりをもう1回たどって、感覚を取り戻した。

たぶん、定着してなかったんだろうなあ……。最近、腰を痛めて、やはり2週間くらい安静にしていたのだけれど、復帰して3重跳びを5~6回跳ぶのに時間はかからなかった。というか、そういう心配はないと体がわかっていた。跳んだ瞬間、次のタイミングが見えて、連続するリズムもつかめた。きっともう大丈夫。3重跳びの感覚は、自分の体に定着したのだ。

あとはどうやって回数を伸ばすかが課題。とりあえず疲労が大きい。もっと負担のない跳び方をするにはどうすればいいか、とまた考え始めるのでした。