今回は「なわとびと数字のこと」。
タイトルに数字を振ることにした。
連番をつけると、コレクションみたいで楽しい。ほんとにそれだけである。
さて、なわとびと数字の話をしよう。
なわとびで数字といえば、やはり「回数」だろう。
何回跳べたか、というのは、1人1人の記録だし、上達の証だ。
これは「カウントアップ」である。数え上げだ。
ひたすら数字が増えていき、いつか終わりは来る。その人の限界である。限界が来たとき、人は跳ぶことに失敗し、数字はそこで止まる。2重跳びのギネス記録は10,709回で、連続跳びの記録保持者は9時間46分跳び続けていたという。数字の大きさよりも、そこまでやる執念が恐ろしいほどだ。だが、そんな記録者でも、永遠に跳び続けることはできなかった。
カウントはいつか止まる。
それでも、その「いつか」を1回でも多く伸ばすために人は跳ぶ。
カウントアップといえば、覚えた技の個数や、なわとびカードの○の数なんかもそうだろう。タイトルにつけた数字も、毎回増えるのでカウントアップである。「書くなわとび」、何回までいけるかな?という話になる。
一方、数字をつけることは「ナンバリング」でもある。
カウントアップが過去を積み重ねていくのと比べ、ナンバリングの魅力は、過去を振り返ることにある。タイトルだけでもいいのだが、数字が振られていると、過去が整然と並んでいるようできれいだ。これがまさに、コレクションを眺める感覚に近い。
過去の記事にリンクを張るにしても、タイトルだけを表示するのと比べて、頭に記事No.がついているとちょっとだけ想像がふくらむ。015 とあれば、そこまでに14個の記事があることが浮かぶし、そこから今回(019)までに3つ記事があることも浮かぶ。
好みの話ですみません(笑)。自分だけの数字をつけることって、いろんな形で自己満足してる人が多いと思うんです。自分だけの手帳○冊目とか、○番目に訪れた国とか……。思い出に近い記憶に数字がくっついていることって、結構あるのでは。
こんななわとびカードも、おもしろいかもしれない。
技を探して集める、そんななわとびカード。
僕もこのブログを通じて、技を、話を、集めます。