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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

046 後ろ回しのインパクト

今回は「後ろ回しのこと」。

後ろ回しの技をきれいに決める人は一目置かれる。

ある野球漫画を読んでいて、思ったことだ。

バント練習は通常 あと回しにされがちだ

すなわち
バントをきっちりやれるチームは あなどれねェ

――ひぐちアサおおきく振りかぶって』 第110回「埼玉県大会11」

相手チームの監督のモノローグである。機転を利かせた送りバントのあと、こんなふうに主人公チームは評価される。敵将の、主人公たちを認める気持ちと、だから油断などできないと構える姿にぞくぞくする。

ここにあるのは、積み重ねてきたもののインパクだ。


野球ではなく、なわとびならどうか。

ここで後ろ回しが浮かんだのは、せりふの中に似た言葉(あと回し)があったせいかもしれない。でも、やはり、「後ろより前が練習される」からだと思う。

よほど特別な事情がない限り、なわとびの基本は前回しだ。前跳びができてから後ろ跳び、というのが普通の順番だろう。なわとびカードで前系の技のほうが難易度が低いのも、「前ができて後ろに挑戦する」という流れを前提に作っているからだと思う。

つまり、同じ技を後ろ回しでもできる人は、より評価される。

理由は例のバントと同じ。後ろ回しでもきっちり練習を積み重ねてきた姿が想像できて、一歩上のインパクトを与えられるのだ。


実際、後ろ回しは2つの点で前回しより難易度が高いと思う。

1つは縄が見えない点。視線を落とせば縄の通る足先が見える前回しと違って、背中からかかとの下を通る後ろ回しは、半分勘に頼って跳ぶタイミングを得ている。僕はまだできないけど、後ろTSあたりは、本当にこの「見えなさ」を思い知らされる。

もう1つは手首の使い方。単に前回しの逆の動きでしょ、と言うのは簡単。でも、人の体はなんでも逆に動くわけではない(関節が逆になったら骨折だ)。たぶん、後ろ回ししたら、たいていの人は「縄が広がる」のではないだろうか。前回しと同じ形で縄を回せない。

後ろには後ろの跳び方が必要とされるのだと思う。


今回もあまり技のヒントになることがなくて、期待して読み進めたかたには申し訳ないです。練習で後ろ回しを増やしたばかりなので、いずれ、何かをつかんだら書いてみたいと思います。

積み重ねを想像してもらうには、当然、積み重ねていかないと。

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競技ルールでも、後ろ回し系3連続で得点があったり、技として前と後ろは区別されたりと、後ろ回しはそれなりの評価があるようだ。ほとんどの技は前回しと後ろ回しの技レベルが同じだが、ちょっとだけ後ろ回しにアドバンテージがあるということかな?

今のところ、前2重と後ろ2重さえ同レベルとは思えないのだが(笑)、練習を重ねていけば、同じように跳べるようになるんだろうか……。

なわとびを始めて2年半くらい。ようやく、後ろ回しに注目し始めたとびまるでした。