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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

060 ラップから広げよう!

今回は「アームラップのあとのこと」。

アームラップ系の話、3つめです。

ここまでは、アームラップやヒーローフィニッシュを「締め」の技として紹介しました。でも、腕に巻いた縄をそのままにはできません。当然、ほどきます。

巻いたときの逆回転ですね。前回しで巻きつけたのなら、今度は後ろ回しになります。

今回のテーマはここからです。後ろ回しでほどき終えたとき、縄はどうなっているでしょうか? ちょうど、後ろ回しを始める位置にあります。つまり、そこから後ろ回し系の技が跳べる、ということです。


アームラップから、技をつなげてみましょう。

大事なのは、縄を戻しながら、次の技を跳ぶのを意識しておくこと。

アームラップのポーズは、腕がサイドスイングに似た位置にあります。なので、縄を戻して、たとえば普通の後ろ跳びをしようとしても、腕が片側に寄った状態なので縄も寄ってしまいます。

縄のスピードを緩めて腕を開けるようにするとか、腕が寄ったままなのでサイドスイングをしてしまうとかして、縄をからませないようにすると、アームラップからのつなぎがきれいに見えます。

ここまでは、前回しで腕に巻きつける例で書いてきましたが、後ろ回しでアームラップをすれば、戻すときは前回しになります。肩の背中側から縄を巻きつける感じですね。そうすると、最後は前回し系でつなげられるので、後ろ回しでつなげるのが苦手な人は、このやりかたを試すのもいいと思います。

おまけで、巻きつけない腕を背中に回してアームラップすることもできます。始めから背中に回しておくとやりやすいでしょう。この場合、縄を戻していくと、かえし跳びのような動きにつなげられます。

これ、「wrap」の逆だと「unwrap」なんて単語が出てきました。なわとびで、巻きつける動きを「ラップ」というのは、日本選手権のルールでも使われている言葉ですが、戻す、ほどく、という動作を「アンラップ」と言うのはあまり聞いたことがありません。「巻いてほどく一連の動きがラップ」でいいのかな? 細かい(笑)。


最後に、ラップ系でおもしろいと思った技動画を紹介します。


Wrist wrap-cross jump rope combo slow motion ...

1回だけ巻きつけて、巻きつけた腕をクロスの形に持っていきながら縄を戻しているのがわかるでしょうか。こんなふうにあや跳びにつなげることもできるんですね。

これ、最初は何が起こっているのかよくわかりませんでした。ラップした腕を交差させたら余計にからまるだけじゃ……と思ったら、さらりとクロスで通ったときの、あのマジックショーみたいな驚き! 早く練習したい、とうずうずしたのを覚えてます(笑)。

この動きだと、前回しで巻きつけて、実は、前回しでほどいています。腕をクロスに持っていくと、縄の向きが逆になるからです。このへんを理解しておくと、いざラップをほどこうというときに、混乱しなくてすむと思います。


ラップから技をつなげられるって、自然に気づきました。

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普通に縄を操っていれば、みんな気づく話だと思いますけど、あの、「新しい動きが見えた」瞬間って、わくわくする気持ちがわきあがってきて、たまりませんよね。