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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

062 「わかる」跳び方って?

今回は「わかる跳び方のこと」。

前回、技を見せるときに、ただ大技を見せつけるだけでなく、相手にわかるような跳び方ができるといいのでは?と書きました。今回は、僕の思う「わかる跳び方」について書きたいと思います。


一言で言うと、「解説するような跳び方」、でしょうか。

1回やるだけでは「速すぎてわからない」技を、ゆっくり見せたり、動きを分けて跳んで見せたりすることで、見ている人に理解してもらうわけです。

例としては、エスカレーター式の6重跳びです。

予告されていても、回数がわからなくなりそうな6重跳びですが、順に回旋数を増やすというやりかたがあります。1重跳びから、2重跳び、3重跳び……と続けて、6回目で6重跳びを跳びます(正式名称かわかりませんが、エスカレーターと名づけているページを見たので……)。

※8/27訂正:エスカレーターではなく、「階段」の間違いでした

こうすれば、1回ずつ空を切る音が増えるのがわかって、6重まで行った!と「わかる」んじゃないでしょうか。


前回、例に出したEKだとどんな跳び方になるでしょう?

縄も体も回っているので、見ている人は動きがつかみづらいですが、
「サイドスイング→後ろを向く→後ろ跳び→前向きに戻る→前跳び」
という動作を、5テンポくらいで順に見せたあと、今度は一気にEKとして跳ぶと、なるほど!と思ってもらえる気がします。

他にも、「あや跳び→TS→ゆっくりTS→背中はやぶさ(TS-O?)」なんてイメージしてみてください。見ている側の反応を確かめながら、段階を踏んだ、解説的な跳び方ができていると思いませんか?


こんなことを考えるのは、僕も、最初は、技がわからなかったからでしょう。

特に、パフォーマンスとしてのフリースタイルには、見ている側に「置いてけぼり感」みたいなものがあると、僕は思います。

すごいんだけど、どこか遠い。

跳ぶ側と見る側の距離感なんでしょうか。自分で跳んで技を覚えていくと、(たとえ自分では跳べなくても)そこまで距離は感じません。大技が繰り出されても、多回旋にASが入ってるとか、股抜きでアームラップしながらの180とか、やっぱり、それなりに「わかる」んです。

でも、なわとびを始めた当時の僕には、きっと「すごいけどよくわからない」技に見えたはずです。自分でも跳んでみたいという意欲があったから、僕は近づこうとしましたが、普通の人なら、そこで終わってしまいます。

もちろん、普通には届かないものを見ただけで、十分なのかもしれません。

すごいと思って笑ってもらうこと、1つでも多くの技を見て楽しんでもらうことが大切で、「わかってもらう」なら、ちゃんと技を取り出して説明すればいいじゃないか、と言われればそのとおりです。

でも、どうせなら、目にも止まらぬハヤワザよりも、目に残るスゴワザができれば、さらにいいんじゃないかと思います。

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競技ルールに合わせたフリースタイルを使って、これをやろうとすると、なかなか難しいと思いますが……。


さて、いろいろ考えながら、とびまるさん自身のフリースタイルは今どうなっているのかというと……、それは次回で。