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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

068 教えあおう、なわとびクラブ

今回は「クラブのめあてのこと」。

めあて。目標。

前回のクラブ決定会で集まった子どもたちのめあてを読ませてもらいました。ほぼ2種類でした。「2重跳び○○回」「いろんな技を覚える」


なわとびクラブの紹介文は、「見たことのない技を跳んでみよう」でした。

2重跳びあたりは方向性が違うように見えるかもしれません。

んー……、これはですね、教師側(僕も含む)の説明不足です。「クラブでこういうことをするから、その中で目標を立ててみよう」という助言もなく、めあてを書かせてしまったからです。

技を教える中で、タイミングのとりかた、いくつか段階を踏んで覚えていくことなども伝えていくので、2重跳びの腕も上がるとは思います。ただ、すでに余裕な子で、目標は100回以上!と言ってる子は、技術よりも持久力だと思いますが(笑)。


僕のめあては、「教え方」です。

授業で教える側になるのは、初めてです。でも、無言で跳ぶ姿を見せるだけでは、マネが得意な子しか前へ進めません。そこで大切になるのは、これまでたまに書いてきた「なわとびの言語化」。

見本で見せる動きを、どれだけわかりやすく言葉で補えるか。
マンツーマンのとき、どれだけ子どもの動きを言葉ですくいあげ、成功に変えられるか。

大切なのは、「ポイントを明確にすること」だと思っています。

これまで一緒に仕事をした先生の中で、信頼できる先生はみんな、芯のブレない人たちでした。まずはポイントを押さえる。必ずそこへ帰る。言えることはたくさんあっても、すべてを提示したら子どもの視線があちこちに泳ぐだけ。

子どもは教える人がどんな人かも見ています。「芯がブレない姿は、教える側の自信を見せることだと思うんだ」と、僕の尊敬する先生は言いました。

子どもは僕をなわとび名人だと思っています。自信を見せるどころか、自信ある姿を最初から期待されているも同然。実際はまだ未熟なところがたくさんありますが、ポイントを明確にして、堂々と教えたいと思います。


そしてもう1つ。

子どもにも教える体験をさせたい、というのが隠れた理想です。

体育の先生も、教師は最初だけで、子ども同士で教えあうのが理想と言っています。これは、集団の中のコミュニケーションという意味合いが強いのかもしれませんが、僕の理想は上で書いた「言語化」の部分です。

説明する力、というんでしょうか。

いわゆる詰め込み型の教育から、自分で発信できる力をつける教育に変わってきたのが今の学校です。クラブでは、技を覚えてなわとびを楽しむのが一番ですが、子ども同士で教える中で、動作・感覚を教えることの難しさ、どう言葉にしたらわかってもらえるかの経験も、学んで身につける機会になればいいですね。

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1人で残った子は、縄跳びの得意な子。きっと、覚えるのも早いでしょう。

みんなに教えてあげれば、あのときの不安な気持ちも、優しく包まれるはず。
そう願ってます。