とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

077 空飛ぶ ipod nano(旧型)

今回は「BGMのこと」。

「最近ね、飛ぶんですよ」
「飛ぶ? 鳥か何か?」
「いやipodが」
「……は?」
「なわとびしてると、すぽん、てね」
ipodが? なわとびですぽん?」
「わかるでしょ」
「わかんねえよ!」

ほとんどコントだ……。それでもわかる人はわかると思います。今回はそんな話。


何度か書いてきたことですが、僕は公園で練習しています。

広場の片隅とはいえ、他にも公園に来ている人がいるので、気を使うことがあります。人に縄を当てないような場所を選ぶのが一番で、自然と片隅で跳ぶことになります。

フリースタイルに挑戦するようになってから、いくら他人から離れた場所(といっても10メートルくらい)にいてもできないことがありました。

音楽をかけることです。

「その人にしか関係ない音」というのは、気にする人は気にするもので、よくある例が電車の中の携帯通話でしょう。あれは、個人的な空間を持ち込まれた違和感に、不愉快な気持ちにさせられるのだといいます。

公園の音楽も、それに近いように思えました。

とはいえ、音楽がないと自分のやりやすいテンポでしか練習できません。実際に曲に合わせるという「調節しながらの動き」が練習できないのです。


それで、ipod+イヤホンでフリースタイルをするようになりました。

……が、普通のイヤホンではすぐに耳からはずれてしまいます。着地の振動、コードに縄が当たったときなど、インナータイプのイヤホンは簡単に耳から抜けます。

今使っているのは、スポーツ用のイヤホンで、耳にかけるフックがあるので、だいぶはずれにくくなっています。ほんとはブルートゥースで無線にしたかったんですが、僕のipodは5年近く前に買った旧型で、対応無線がほぼゼロでした(笑)。

とりあえずそれでなんとかなったので、このスタイルで跳んできたのですが……。

最近ね、飛ぶんですよ。

イヤホンを使い始めたころはそんなことはなかったんですが、最近は2回に1回はipodがポケットから飛び出すんです。そのまま宙をぶらぶら……。ハンドタオルにくるんでポケットに詰めて、ようやく良くなってきましたが、土の上に何度も落ちて、本体にはいくつも傷跡ができてしまいました。

それだけ、勢いをもって跳べるようになってきたんだと思います。

ドンキーや側転のとき、コードが張るくらいの姿勢になってるんでしょうか。ipodが飛ぶのは、だいたいこの技か、ポケットから抜け始めてそのあとの技で飛び出すパターンが多いです。

勢いを出せているなら喜んでいいと思いますが、これって、今のイヤホンスタイルだと1曲もたないことになりますね……。


もともと、公園でフリースタイルをすることに無理があるのかもしれません。

でも、なかなか個人で、音楽が流せる(できれば撮影もできる)施設を借りるのは難しいんですよね。自分の学校を使うのも、公私混同になりかねませんし。

今までは公園でなんとかなってましたが、もう一度屋内の施設を探してみようかと思いつつ、今は公園でイヤホンをセットするのでした。

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なんだこのオチは……。