今回は「初めて借りた施設のこと」。
3年以上、練習場所は近くの公園でした。
練習するだけならそこで十分かなーと思ってきましたが、撮影、音楽、天候など、条件がそろわないことも多い場所でした。先日のイベントで練習場所のお話を聞いたこともあって、一度ちゃんと探してみようと思いました。
いくつか市内の施設を当たって、見つけたのが、駅近くにある市の総合施設……の中にあるスタジオ。子ども向けの市民プラザというイメージが強かったので、中にスタジオがあることを今まで知りませんでした。
ダンスなどでも使われているそうで、なわとびの練習と言っても、わりとすんなり通りました。床が傷むのを気にするかたもいるので、そこはひと安心……。
借りたのは、2つあるスタジオのうち、小さめの「スタジオB」。
オンラインの施設予約システムで空き状況がわかるので、始めから予定に合わせて申し込みに行けました。
夜間区分が21:00まであるので、仕事が終わってからでも十分な時間帯。冷え込みが厳しくなったので、インナーも着けて、音源やカメラも持って、いざ初施設!
スタジオらしく、防音がきいていそうな分厚い扉が待っていました。電気をつけると、壁の1つは全面が鏡。反対側は外に面した透明な窓。通路沿いにも窓。……あまりスタジオに縁がなかったので、意外と外から見えるんだなと思いました。
40m2の部屋でしたが、すこし変形した縦長の構造。一般的なリリースには余裕がありますが、一番大きく縄が回るウィンドミルスピンは無理でした。一応試しましたが、壁に当たりそうになって慌ててストップ。
構成を変えないと……。フリースタイルの撮影もするつもりだったので、ウィンドミルスピンの部分をどうするか考えはじめました。せっかく部屋を借りたのに、最初に始めたのは、ウィンドミルスピンを小さめに回す実験(笑)。
結局、すぐにはできそうもなくて、リリースだけにしました。公園や体育館は広いんだなあと、今さら実感。
そして練習を始めたのですが、もう1つ思わぬことが。
……勝手に空調が入りはじめた……。壁の液晶を見ると、管理者モードみたいな表示がありました。最初は換気か送風くらいだと思って、こちらではコントローラーをいじらずにいたんですが、やがてそうも言っていられなくなりました。
……暑い……。明らかに暖房です。跳んでるうえに、インナーまで着けてきたので、どう考えても温風いりません。内線で事務室と相談。切ってもらえればそれでよかったんですが、最後は冷房みたいな風に。
公園で風が強いのはどうにもなりませんが、借りた場所で人に調節してもらうのも難しいですね……。
そんなこんなで、練習内容は公園とそんなに変わりませんでした。
ただ、空調が安定してからは、いい環境だったと思います。音楽もかけられるし、冬の風もありません(公園は風が強いです)。床は木のフロアで、ドンキーしてもグリップに砂粒が入りません(笑)。
壁の1つが鏡だったので、フォームの確認にとても役立ちました。鏡はすごいですね。TSみたいに縄がゆがみがちな動きも、鏡を見ながらだと自然に直せます。鏡の良さについては、次の次あたりで詳しく……。
今後も練習は公園が多いと思いますが、こうしてときどき施設も借りていきたいですね。ほんとは、雨が降ったときに当日申し込みでもOK、みたいな場所を見つけたいんですが……。
それだけ跳びたい気持ちが続いているのは、ひそかな幸せです。