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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

101 鏡と影で知る動き

今回は「自分の姿のこと」。

099でスタジオを借りたとき、壁の1つが鏡になっていて、鏡に映った自分を見ながら跳ぶのがとても参考になりました。

縄の動きを修正したり、タイミングを合わせたりするとき、リアルタイムで自分の動きを見られるのは便利です。

というわけで、鏡の良さについての話です。ついでに、影についても……。


鏡を使った練習については、まっちゃんもブログで書かれています。


縄のまっちゃんを誕生させた、たった1つの師匠のアドバイス - なわとび1本で何でもできるのだ

練習というより、ありのままの自分の姿を見ることで、いくつも発見がある、ということですね。あの記事が出たときは、初演技で失敗した1週間後くらいで、もっと自分のフォームを見直したほうがいいと言われた気しかしませんでした(笑)。

鏡は自分の姿を映しますが、メリットはそこだけではありません。
鏡を見ながら跳ぶと、問題の動きに集中することができます。

なわとびの動きは、いくつもの動作の組み合わせでできています。単純に言えば、「跳ぶ」「回す」だけ。これが複雑な技になってくると、「手首の回し方」「足を上げる高さ」「交差する位置」など、気をつける動作が細かく出てきます。鏡は、そのどこが弱点なのかを突き止めやすくします。

たとえば、縄の動きがふにゃふにゃしてひっかかるのに、理由がわかっていない人がいるとしましょう。その人は、縄を速く回したり、もっと高く跳んだり、いろいろ試すはずです。どこが問題なのかわからないので、いろんな動作に理由を求めるわけです。この場合、縄を早く回したとき、縄が安定して、「たまたま」問題は解決するのかもしれません。

でも、それでは、とりあえず跳べただけで、本来の問題(縄の動きが弱い)は解決していません。もし大ジャンプで跳べてしまったら、本来の問題はさらに見えなくなってしまうでしょう。

鏡を見れば、縄の動きが原因だとすぐわかります。どこが問題なのか、しぼれるわけです。

そうなれば、あとは弱点に注目です。リアルタイムで鏡に映った動きが見えるので、どう直せばいいか、直し方が正しいかどうかを、跳びながら試せます。目の前で縄の動きが変わっていくのは大きいですよ。


見えない部分が見えるのも大切な点です。

なわとびって、せいぜい前半分くらいしか見えません。背中も頭上も簡単には見えませんし、見たらフォームが崩れます。気になるけれど見えない部分。鏡を使えば、見ることができます。

あやとびをうまく跳べない子は、縄が回ってくるタイミングをつかめないせいで苦労することが多いです。

回ってくる縄が見えないからですね。こういう子は、鏡の前で「もう1人の自分」を見ながら跳んだほうが、頭の上から下りてくる縄を見て跳びやすくなります。交差する腕が高い(=縄も高い)子の中には、鏡に映る自分を見ることで、手を下げたほうがいいと気づける子も出てくるでしょう。

影にも、よく似たメリットがあります。

影は、自分の跳べている高さやタイミングを正直に地面に映しています。特にタイミング。頭の影でジャンプの頂点がわかり、3重跳びを覚えたてのころは、タイミングをつかむのにかなり頼っていました。

太陽のまぶしさを避けると、影の見える向きで跳ぶことが多くなります。自然と、視界のすみで動く影が目印になりました。……なので、当時、曇りの日は3重跳びがうまく跳べませんでした(笑)。

本当は、遠くに目線を固定するのがコツと言いますが、ときには影もヒントになると思います。


大切なのは、まっちゃんの書かれているように、自分の姿を受け入れること

鏡も影もうそをつきません。良くない跳び方をしていれば、そのとおりに自分の姿が映ります。自分の腕前にしょげることになるかもしれません。僕自身、鏡を見たり、動画の自分を見たりしては、よく落ち込んでいます。

でも、その裏には、きっと理想の姿があるはずです。目の前の自分の姿を、すこしでも理想に近づけていきたいですね。

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「もう1人の自分」を変えられるのは、自分だけです。