とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

106 3月15日、豊川

今回は「イベントのこと」。

生山ヒジキさんが近くのハウジングセンターに見えました。

イベントショーで名古屋や岡崎に見に行ったときのことはブログでも書いてきましたが、地元の近くに見えたのは初めてです。勤務先の小学校にもそこそこ近い場所だったので、学校でもすこし話題にしました。

この日はこうじさんも助っ人で見えると聞いて、学校の子が来るか気になったこともあって、午前も午後も会場にいました。


10:00前。会場に近づくと、すこし離れたところから縄の音が……。

センターハウスの裏でこっそり練習中の2人を発見(笑)。「来たなとびまる!」朝は弱いと言っているのにテンションは高いヒジキさんに見つかり、こうじさんとは名古屋のイベント以来の再会となりました。

メインはヒジキさんで、こうじさんは縄跳び教室の助っ人。僕は観客に混じって、こうじさんと一緒にパフォーマンスを見たり、縄の話をしたりしていました。あと、ヒジキさんのブログ用の撮影もお手伝いしたり……。

ステージは毎回雰囲気が違っておもしろいですね。ヒジキさんは同じスタイルでやっているのに、子どもの反応で笑いの色が変わるというのか、同じステージは2度ありません。思いきり自分のペースで笑いを振りまいた男の子のことは忘れられないと思います(笑)。


今回はヒジキ&コージィで行われた縄跳び教室が印象深かったです。

周りで見ていて、子どもの上達がはっきりわかりました。これまでは、学校で教えるお手本として、教える側のヒジキさんに視線が行くことが多かったのですが、クラブもなわとびシーズンも終わった今、ようやく跳んでいる子たちに目を向けた気がします。

最初は跳べなかった子が、だんだんと跳べるようになる姿。

すこしずつフォームやタイミングが良くなるのが見えました。跳んでいる子は10~20人。教える人は2人。時間は限られていて、全員がマンツーマンで教えてもらえることはありません。ほとんどの子は、自分でうまくなるのです。

前跳び組をこうじさん、2重跳び組をヒジキさんが見たのも、今思うと上手な配置でした。教え慣れているヒジキさんは、要所でアドバイスをするだけ。2重跳びに挑戦する腕前の子なら、すこしのアドバイスのみで、あとは自分で勝手にうまくなっていく、というのがヒジキさんの見てきた結果なのだそうです。

一方で、前跳びを教えるこうじさんには、しっかりアドバイスすることが役割として必要でした。前跳びは基本。入り口です。そこから最初の一歩を進んでもらうためにも、必要なだけアドバイスできる前跳び組は、こうじさんが適任だったのでしょう。

いつも分析みたいな書き方になってしまいますね(笑)。すみません。

そうして、終わりには間違いなく跳べる回数が伸びていました。なわとびのために集まった子たちは、短時間でも一気に成長しますね。

そんな子たちのために、いろいろな形で教え続けたヒジキさんとこうじさん、ときに教えるのを手伝っていた保護者のかたがた、さまざまな姿が集まった広場は、とてもいい光景でした。

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また見たいですね。いつかは、自分も子どもの手助けができるように。

学校の子が来ているのも見ました。翌日、たまたま保護者のかたとお話しする機会があって、家に帰ってからもまだ跳んでいたのだとか(笑)。うれしそうに話されていました。いいきっかけになってよかったですね。


さて、この日は縄好きは縄好きで盛り上がっておりました。

ヒジキさんも空きのときには、TJ系の連続技の順番とか、体のクセで得意不得意がどう影響するかとか、イベントとは打って変わってマニアックな話。単縄の人と出会ったのは数回しかないのですが、関係者がそろうとこんな感じなのでしょうか(笑)。

さらにイベントのあと、こうじさんと場所を移して、夜まで練習してました。実際は僕がいろいろ教えてもらったり、単縄関係のおしゃべりをしていたりしたのが大半でしたけど(笑)。

ただ、お互い、1人でなわとびしていた時期が長いこともあって、こういう機会を持ててほんとにうれしかったです。またどこかで跳べるといいですね。

なわとびづくしの長い1日でした。