とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

115 リリース右往左往

■ 左右回しのリリースが安定しない理由

今回は「左右リリースのこと」。

078 おかもんさんの解説動画が効果抜群だった を書いたころから、左右回しリリースを練習しています。

[楽しもう!なわとび] 左右にグリップを投げるリリース (難易度5) - YouTube

もう半年前の話になるんですね。でも、いまだにできません。

2023.3.20 追記:このころは、「手首をひねりすぎている」ことに気づいてません。そこを手直しした話になります。(※部分)

前回、ひさしぶりにインドロープでリリースをやったとき、リリース自体がまだ技術不足というのがよくわかりました。「効果抜群だったんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、気持ちだけでした……。

違う縄で自分の欠点が見えたので、今回は覚え書きみたいに残そうと思います。


その1 軌道がブレている

今まで、反対側に引っぱるとき、縄が妙にブレたり、地面に当たったりばかりでした。その状態で動画にある「1、2、1、2のリズム」や「反動を使う」をやってもうまくいきません。

インドロープでやってみると、勢いがあるぶん、軽い縄よりはマシな軌道で回せました。反動も、軽い縄よりはつけやすくなります。ここで、もともと使っていた軽い縄に戻すと、あることに気づきました。

グリップが上を向きすぎているのです。縄が軽いので、落とさないように手を加えてしまっている。ここが失敗でした。グリップが上を向くたびに、縄がすこし引っぱりあげられると、リリースの方向がブレてしまいます。これでは、遠心力も反動のタイミングもつかめません。

おかもんさんの別の動画で、「ひじを上げる」というアドバイスがあります。グリップが水平に近くなるので楽です。ただ、目的はひじを上げることではなくて、リリースを回しやすいグリップの角度を知ることです。そこができないと……。(※補足はその3で)


その2 1、2のリズムができない

これは左右回しリリースの話です。

1、2のリズムは短いです。短い時間の中でタイミングをつかまないと、すぐに失敗につながります。これを繰り返すところが難しいです。

理想は大切ですが、あくまでも理想はうまくいったときの姿であって、最初からマネできるわけではありません。何より、縄が不安定なので、回しても失速してばかり。

というわけで、いったんリズムをマネするのをやめました。

代わりに何をしたかというと、「回るまで回す」ことにしました。何回転とか決めずに、リリースの勢いを感じられるまで回してから、反対側へ切り返すタイミングを探しました。

これも、インドロープを使うと、タイミングをつかみやすかったです。重い分、遠心力を感じやすい状態なんでしょうか。「今ならブレずに引っぱれそう」という感覚がありました。


その3 体に当たる

特に左右回しリリースをやっていると、反転するときに手にからまったり、足に当たったりします。どうも、リリースが体の側面よりも後ろに行きがちで、縄が移動するときに体が障害物になっているようです。

手首が自分の側に向きすぎているせいではないかと思いますが、もうすこし前に向けようとすると、手首がうまく回りません……。(※体をひねりすぎて手を動かしづらくなっていたと思います。あと、左右リリース限定で言えば、反動さえつかめれば手首はそこまで回す必要はありません)

とりあえず、縄が当たりそうなら自分が動いてよけるという荒技で対処していますが、まるで吊るした丸太を相手に修行している武術家のようで、練習なのか訓練なのかわかりません(笑)。

2023.3.20 追記:グリップを前に向けると、縄が後方にそれにくくなります。495496 の「天翔ける龍のかすかな閃き」あたりで書いてます。

改めて単純なことを試してみましたが、横回しリリースはともかく、縦回しリリースは同じ位置でそんなに持続できません。できても5回転くらい? だんだん縄がブレて、体に当たるか、からまります。これじゃあ、リリースを移動させても次第にダメになるわけですね。


というわけで、リリースはまだまだなのだとよくわかりました。

イラスト:左右リリースに苦戦する女の子と説明の言葉。 1.グリップを立てない 2.ちゃんと勢いがつくまで 3.いつでもよけられるようにかまえた手足

うぬぬ、な左右リリース


1~3をまとめるとこんな感じです。(※左右リリースの図。通常のリリースだと、グリップはすこし上げたほうがいいと思います)

リリースは感覚的な部分が大きいですが、できないことには正しい感覚(?)もつかめません。相変わらずこんな調子で、左右回しまで安定してできるようになるんでしょうか……。(※結局文章にできたのは、上の 495、496 のころでした)