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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

119 ビミョーを見せる

今回は「技の見せ方のこと」。

ここのところ、すこし後ろ向きな内容を書くことがありますが、新しい演技はだいたいできあがって、練習では毎回跳んでいます。まだ撮影してないので、どんな見た目かわかりませんけど……。

これで3つめの演技です。いろんな技を使う中で、たくさんある動画と比べたときに、自分がほとんど使っていない技があります。

プッシュアップとクロスクロスの系統です。

あえて手をつく姿や手元の小さな動きを、うまく見せる自信がないからです。


もともと、初めて見たときに「ビミョー」と思ったのが響いてます。

なんでなわとびで手をついてるの?

プッシュアップを初めて見たときに、思ったのがこれでした。むしろ、何かの技に失敗したから手をついたのだと思いました。

だんだんと、それも技の1つで、ときには複数の流れの中でワンポイントをキメるものだとわかってきましたが、いきなり手をついたのを見た印象は、ずっと心に引っかかっていました。

演技を作るようになって、プッシュを入れると上下の変化がついていいかなと思ったことがあります。でも、それを見られたとき、初めてプッシュを見たときの自分のように、「失敗に見られやしないか」という不安がわきました。

実際やると、腕立て伏せみたいに全身のバランスを保つのが難しいし、何よりその状態で縄を通すために結構力がいります。軽くできるのかもしれませんけど、得意ではないのでその感覚はわかりません。

そんなへなちょこ状態で技を入れたら見た目がまずい、というわけでプッシュからは遠のきました。手をつくのが普通な側転やドンキーでは、そんな抵抗感もないんですが(笑)。

クロスクロスも同様で、最初は2回あや跳びをやってるだけに見えました。ただ、何か動きが違うのは感じていて、交差の入れ替えというテクニックがあるのを知ったときにようやく、あ、そういうことかと。

縄が通ると気持ちいいし、毎回練習はしていますが、演技でそのへんをわかってもらえるかというとあやしいです。引っかかったら、なんでわざわざ2回交差して失敗しているのか、と思われるかねませんからね……。


結局、見せ方の問題になります。

競技だと、得点を重ねるために演技に入れることも多いんじゃないかと思います。僕は競技目的ではないので、入れるなら、やっぱり「見てわかってもらえる見せ方」をしないといけません。

プッシュはきれいに着地したり、そのままカミカゼ(?)をやったりするレベルまでいけば、堂々と入れられるでしょうね。できれば、手をつく段階で観客に視線を送って、「手をつくのは技のためですよ~」とアピールするくらいまでやれば、個人的には見せ方として申し分ないと思います。

クロスクロスは、手の入れ替えがはっきりわかるようにするといいんでしょうか。動きが大ぶりすぎて、かえって「ビミョー」かな(笑)。

見せる角度の問題もありますね。ASなど背面のクロスクロスになると、苦しい体勢で、なおかつ手の入れ替えに気づいてもらえるような角度で跳ぶことになります。そういう意味では、CL/CLはもともと手の入れ替えや縄の軌道が左右でわかりやすいので、見せやすいクロスクロスなのかもしれません。

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なかなかできないんですけどね(笑)。

初めて見たとき「ビミョー」と思った自分のような人に、技として受け取ってもらえる見せ方ができれば演技に入れたい。僕の中にある基準は、言葉にするとこんな感じになります。


これが1回でわかってもらえればいいのですが、技を見慣れていない人にとって、演技は初めてづくしの技でいっぱいです。

1回だけではわからない、物足りない、という気持ちは、なわとび動画を見始めたころの僕自身にもありました。次回はそんな話を。