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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

120 リピートアクターG

今回は「繰り返しのこと」。

なわとびのフリースタイルって、演技の中で同じ技がほとんどありません

「同じ技は2回め以降、点数にならない」のが理由みたいです。1つ1つの技が難易度に応じて点数として加算されるルールの中で、そう決められているようです。なので、点数を競う大会では、時間内に跳ぶ技のほとんどが違う技になります。

ルール、そして競技という以上、当たり前の結果なんですが、なわとびに詳しくない人にとっては見るのが大変です。フリースタイルの動画を見始めたころ、見たこともない技の連続に驚く一方で、ときどき思ったことがあります。


今の技、もう一度見たい!

そう思っても、かなうはずがありません。「繰り返さない」のが競技ですから。幸い、いくつも動画があるおかげで、戻して再生したり、いろんな人がその技をしていたりすれば、何度でも見られますが、基本は一度だけなんですよね。

おもしろい技は何度も入れてほしいなあ……。

なんて当初は思っていたんですが、自分でフリースタイルを作ってみると、考えが変わります。競技に出るつもりはないのに、1つでも別の技を入れたくなる(笑)。どうせ跳ぶなら1つでも多くの技を跳びたいと思ってしまいます。

わがままですよねえ。見てるときは、繰り返してほしいと言ってるのに……。

自分の思いが先だって、見てくれる人のことをあまり考えなくなってしまっている、とも言えます。盛り上がるのは、むしろ繰り返すシーンなのに。


拍手が起きやすいのは、技を繰り返している場面が多いと思います。

生山ヒジキさんの定番のパフォーマンスだと、体の前でリリースを続けて見せたり、おしりとびを連続で跳んだりするシーンが盛り上がっていました。

いろんな技を見せる演技の中で、あえて技を繰り返すのは、それだけで「見せ場」として印象づけられるのでしょう。ステップの繰り返しを見せどころにしているかたも見えますし、多回旋を連続するだけでも一般のかたにはウケます。

もともと、なわとびと言えば何回跳べるかがメインで、これってつまり、繰り返しです。世の中の大半の人にとって、なわとびの見どころは繰り返しにあるんです。

学校で、なわとびクラブの発表動画を流したときも、側振2重跳び(サイドクロス)や後ろはやぶさを繰り返した子は、3回くらい続いたところから結構反響をもらってました。僕の演技も「見たことのない本気のなわとび」として驚いてもらえましたが、目に見える盛り上がりは、技を繰り返して見せた子たちのほうが大きかったと思います。

フリースタイルにあこがれて演技を作ってきましたが、盛り上げようと思うなら、地味に思えても繰り返しを使うのが大切なのかもしれませんね。

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繰り返しすぎると一気に反応が落ちますけど……。クラブ発表の実話です(笑)。


そんななわとびクラブ、いよいよ今年も学校で始まります。

4月には「クラブ(の時間そのもの)を廃止するかどうか」という話し合いまでされた中で、無事にと言えばいいのか……。再び開設クラブの1つとして「なわとび」が一覧表に載りました。

今年はすでに始まる前から話題になりつつあるなわとびクラブ。
次回は、1年ぶりのクラブ決定会です。