読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

144 どうなってるの、この動き?(1)

今回は「技解説のこと」。

動画を見ていると、よくわからない動きに出くわすことがあります。

だいたいそういうときにやるのは、「動画や静止画を何度も見る」→「イメージを固める」→「絵に描く」です。最後にお絵かきが来るんですが、動きを理解しないと絵にならないので、効果はあります。練習のときに手軽に見返すこともできますし。

そんなふうにして、下の動画の中の動きを覚えました。

この 0:55 からの動きが、最初、不思議でしょうがなかったんですよね……。なんで最後に縄が後ろに抜けるのか? そこまでの動きもややこしく見えますけど、一番の疑問はそこでした。


順番に絵にしてみましょう。

(試し書きでは前面・背面両方描いてみましたが、実際に試すときの向きに合わせて、背面からの絵にしました)

f:id:tobimaru-jdr:20151014221427j:plain

f:id:tobimaru-jdr:20151014221440j:plain

1.リリースからキャッチして、片足(右足)を通しています。

 リリースしなくても、動きの入りは足を通すところからでOKです。

2.右手の縄を、背中側で回して、左に持っていってます。

 このとき重要なのが、足の間にある左手。縄に合わせて左に動かすことで、縄がスムーズに回ります。縄が背中に当たるときは、できるだけ前かがみになると縄が通りやすくなりました。

3.左側でサイドスイング。

 主に右手で縄を動かしています。左手は2で動かしたように、左足の下ですね。縄の張る力に合わせる感じでグリップを小さく動かします。2で左側に動かしていないと(グリップが右を向いていると)、この段階で縄にブレーキがかかります。
 なお、ここで左足を後ろに引いています。あとで理由がわかります。

4.サイドスイングのあと、また背中側を回して、縄を右に持っていきます。

 2の逆の動きです。やはりポイントは足の間にある左手の動き。今度は左から右へ向けることで、縄の動きをじゃましないようにしています。

5.右側で手と縄をオープンに。

 4で回した縄が右側に来ます。オープンに、と言いつつ、実はイラストのとおり、縄は右足の後ろです。そして――。

6.縄を後ろに抜きます。

 5で縄が前回しになっているので、あとは左足を上げて抜くだけ。3で左足だけ後ろへ下がっていたのは、このためでした。両足がそろっていると、左足を抜くのが窮屈になるからです。


……というわけで、一連の動きを絵と文で説明してみました。

僕と同じように、動画の動きが不思議だと思ったかた、すっきりしたでしょうか? 特に最後に縄を抜くところ。一動作ずつ見ていくと、たしかに縄が抜けるような姿勢になってるんですよねえ……。

よく見ると、5の状態は、1と同じです。2~4も、右から左、左から右と背中側を回すサイドスイングを繰り返して戻ってきている――という動きです。複雑な動きがいくつも組み合わさっているようで、実は、同じような動きの組み合わせなのでした。

この動き、簡単にすれば、1のように「右足を上げて縄を通す」→「右足を下ろす」→「左足を上げる」→「左足を通す」でも入り口と出口は同じです。わかればなんてことないんですが、そこまでが自分にとっては難解でした(笑)。

動画の多くは視点が固定されています。他のアングルで同じ動きを見るのは、別の動画を見つけない限り、難しいです。なので、絵に描いてみても、自分で回してみないとぴんとこないことはよくあります。

そんな動きを、すこしずつ解説していこうと思います。マニアックな気もしますが、それだけに同じような試みはない気がするので(笑)。


ちなみに今回の動きのおまけで――。

5のあとで、右手を左に動かして交差させるようにして、縄を右足を通すと、両手が股の下で交差します。カブースクロスです。4以降の動きがよくわからない状態で練習したときに、そんな技にもつながっちゃいました(笑)。