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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

146 茎ゴロとボディバランス

今回は「バランスのこと」。

技解説シリーズはいろんな話の合間に入れていきます。今回は別の話。

「茎ゴロ」。耳慣れない言葉です。

花屋さんのマンガを読んで知りました。『good!アフタヌーン』という雑誌で連載している『ハナハダハナヤ』というマンガで、小菊の話のときに出てきた花屋用語(?)です。

 折った茎に足をとられる
 通称「茎ゴロ」…

   ―― 若菜『ハナハダハナヤ』第29話「小菊」より

花の水あげをよくするために茎を折るのだそうです。ハサミで切らないのは、「菊は折ると断面がギザギザになって吸水面が広がる」からだとか。

ただ、菊の中でも小菊は茎が固くなりやすくて、たくさんの花を扱う花屋の床は、折った固い茎が散乱して、ときに踏んでこけるらしいのです。上のセリフも、しゃべったキャラは床の上にひっくりかえっていました(笑)。


さて、なわとびの話はどこへ行ったのかというと――。

 上半身をむやみに動かさない事が
 転ばないポイントです

これ、『ハナハダハナヤ』2巻のおまけマンガに書かれていたことです。

なんか、びびっときました。

EK、SEBO、EBTJ、後ろSASO……。自分がぐらつきやすい技です。どれも最後はオープンで通すところが、うまくいきません。通ることは通るんですが、体幹のズレその他で、ぎりぎりになることが多くて……。

そんなふうに体勢を崩す経験が多いので、バランスを保つヒントでもある上の言葉には、思わずなわとびを浮かべてしまいました。


きれいに跳ぶ人は、上半身がまっすぐです。

きれいに真上に跳んでいる感じです。余計なブレがないんですよね。上手な人は、一瞬空中で体が止まっているように見えますが、それだけ体勢を保っている証拠ではないかと思います。

逆にブレるのは、頭の影響が大きそうです。

人の体は、手も足も左右にあって、バランスをとれるようにできています。頭だけが1つです。そのぶん、バランスをとる器官(三半規管など)は頭にあって、手足などに信号を送る脳もまた頭。そして、頭の乗っかっているのが上半身です。

頭自体が傾くと、なかなか修正しづらいですよね。だいたい体重の10%くらいの重さと言われます。大人なら5~10kg。そんなのが体の上で傾いたら、きついです。いくら「バランスをとれ!」と命令を飛ばしても、当の自分が傾いているんじゃまともに命令もできません。だから、支える上半身の固定は大切なんでしょう。

縄は頭上も回るので、あまり腰から上を直立させても(特に後ろ回しは)頭に当たって危ないです。レッグオーバー、AS、CLのように、かがんだ姿勢にならないと難しい技もあります。それでも、頭をぐらつかせないようにするのは上半身の役目。苦しい姿勢で、縄を回す手ばかり意識しすぎると、体を支える力が弱まってしまいそうです。

体勢を保ったところへ縄を通す。

慣れてくると、そんなイメージが浮かぶことがあります。きっと、体のバランスができあがって、安定に近づいた状態なんでしょうね。


今回は『ハナハダハナヤ』のキャラで描いてみました。

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転ぶ前に踏まないとか、そもそも散らかさないとか、素人のツッコミはありますが(笑)、そうは言っていられない量なんでしょうね。

というか、なわとび描いてないよ、これ!