とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

220 なわとび一人旅

今回は「児童館のこと」。

月1回の児童館のクラブを、今月は1人でやることになりました。

もう1人が急な都合でその日はお休みされたんですが、それに加えて、いろいろと思ってもみないことがあった日でした。


その1・人身事故で電車が止まる

いきなり出だしでこれですよ。

幸い、他の路線があったのでそちらに乗りました。普段なら、全線ストップだとしてももう1人に任せられますが、今回は逆ですからね……。実は、僕は車を持っていないので、電車のアクシデントの影響が大きいです。

で、乗ったら乗ったで――。


その2・隣の席の人が行方不明に

手帳やノートを広げていた人だったんですが、途中でノートだけ座席に置いて、荷物を持ってどこかへ行ってしまいました。

戻ってこないうちに、次の駅で一気に乗ってくる乗客。止まった電車からの振り替え輸送もあったのか大混雑です。当然、ノートだけ置かれた僕の隣の空席は注目の的。なんだこの理不尽な気まずさ!

結局、事情を聞いてきた男のかたがノートを預かる代わりに隣に座って、不自然な状況は収まりました。僕が降りるまで最初の人は戻ってきませんでした。車内にいたとしても、あの混雑で席まで戻ってこれなかったと思いますが……。

ノートを預かった男のかたに事情も預けるように僕が先に下車しましたが、あそこで落し物みたいになって時間を取られていたら――と思うと、いくら早めの電車に乗っていたとしても、危なかったかもしれません。


その3・タクシーしかない

これは行く前にわかっていたことだったんですが……。

児童館はAとB2か所に行っていて、普段は最寄駅まで行ったら、移動はもう1人のかたが車に乗せてくださいます。でも、この日はそういうわけにはいきません。児童館は2か所とも最寄駅があるので、行きと帰りはいいんです。問題はそのあいだ。

A児童館が終わって30分後にB児童館で次のクラブを始めます。30分だと、駅から歩く時間も考えると電車もバスも間に合いませんでした。移動はタクシーを呼んで簡単に済みましたが、午前午後でなくて連続だと、交通機関での移動はなかなかシビアでした。

ちなみに、やっぱりタクシーは抜け道を進みますね。毎月訪れているといっても土地勘はないので、どこへ連れていかれるのかと思いました(笑)。

そして到着した児童館Bで――。


その4・保育園の運動会で全員お休み

その日最大の衝撃でした(笑)。

児童館Aでも同じ話は聞きましたが、保育園に下の子がいない子は普通に来て、いつもどおりに技とか縄遊びとかやったんですね。ところが児童館Bの子たちは併設されている学童保育からも子どもが来ていて、下に保育園児がいる子が多かったんです。単純に休んだ子も含めて1人も来ないという事態に……。僕の地域は保育園の運動会が2週間前に終わっていたので、これは考えてませんでした。

児童館のかたが気をつかってくださって、そのときいた子で臨時なわとびクラブにしてもらえました。2重とびやはやぶさが跳べる子たちでした。いろいろ技を覚えてもらえて、ダブルダッチも体験してもらい、最後は8の字をたった5人で跳びまくるという、臨時にしてはものすごくなわとびクラブっぽい時間でした(笑)。


そんなわけで、いろいろと試されることがある1日でした。

ときおりイメージしたのは、1人でなわとび依頼を受けて活動しているまっちゃんとかヒジキさんのことです。もっと広範囲で、知らない土地ばかりの依頼。当然、上みたいになんでも対応しないといけないし、予定外のこともあるでしょう。そういう意味では、「なんかなわとび依頼やってるな」なんて、それっぽい気持ちになれました(笑)。

児童館のように2人でやっていると、適度に相談できることが多いです。この日だけは、1人で決めちゃっていいのかなと心にセーブがかかる場面もありました。

でも、すべては予定外ではありません。予定内にすることもできる話です。

児童館に行くようになって1年以上たちます。今までがわりと順調だったので、「こうなったらどうする」的な体験ができて今後のためになりました。

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なわとび一人旅。うん、古い(笑)。