とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

238 床にキズが玉にキズ(1)

■ あえて素直に伝えた結果

今回は「練習場所のこと」。

屋内の練習場所がありません。

ずっと公園で跳んできました。最近、いくつか屋内で跳べるような施設を探してみたのですが、ほとんどなしで終わりました。

気になったことを、3つ書こうと思います。今回は必ず出てくる1つの問題だけ。


1.床が傷つくのを心配される

ほぼ、これがネックになります。

縄が木の床や塩ビシートのフロアに対して、どれくらい傷をつけるのかはわかりません。もし借りたいなら、

・なわとびの大会は木の床で行われている
・動画や画像で、屋内で跳んでいる様子はたくさんある
・つまり、ビニールの縄なら床に影響はないか、影響があったとしても許される範囲の影響

ということを伝えるといいと思います。


僕はそうせずに、むしろ、傷つく可能性を伝えました。

リリースの失敗や、ドンキーなどでグリップが床に当たる可能性まで伝えました。当然、施設側はお客さんのほうから断る理由を言ってくれるので、そのあたりを理由にお断りをしてきます。

なぜわざわざそんなことを言ったかというと、認めてもらうなら伝えられることは伝えたうえで認めてもらおうとしたんですね。

自分の学校の体育館の床に、けっこうへこみや傷があります。

イラスト:板張りの床を間近で描いた様子。丸く浅いへこみやくぼみが影で浮かんでいる。

光の加減でいくつも見える

実際はここまでではないんですが、へこみとかくぼみっぽいあとです。

学校は授業だけでなく、社会体育で夜間や休日に開放もしているので、どちらが、いつ、何をしたときについたものかはわかりません。傷の形状から見て推測はありますが……。

運動するんだから傷つくのは当然とはいえ、どこまで「傷を許す」かは管理者しだいです。授業でつく傷なら仕方ないけど、もっといろんなことをする社会体育だったらどこまで認めるのか、という話にもなってきます。

学校という施設でもあり、地域の施設でもある。要するにいろんな考えの人が出てくるわけです。そういう実情を近くで見ているので、自分が使いたいときだけごまかしていいのか? と思い、傷つく可能性を素直に窓口のかたに伝えたのです。それで、半分予想どおりに断られた ―― というわけです。

当たり前のようですが、リスクを伝えてどう受け止められるのか、実例にはなりました。


床に何か敷くなら、という条件付きの許可は出してもらえます。

僕の地域の体育館は委託管理なので、管理者から許可の基準までは出せないらしく、市の体育施設管理事務所を紹介してもらいました。言ってみれば市の本家本元ですね。そこがダメと言えば、基本的にどの体育施設でもダメという話になるので、確認することで逆に苦しくなる可能性もあるのですが……。

そこに相談したときは、問答無用でダメというわけではなくて、「予防策」を取ってもらえるならいいという話でした。それが床に何か敷くという条件なわけです。

以前撮影したスタジオも、今の担当のかたからはマットを敷いてほしいと言われています。

足元にマットがあれば、屋内で単発の技の練習はだいたいできるのですが、制限されることもあって――。

このへんからは、残る2つの話につながるので次回で。