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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

250 おわかれクラブ

学校のこと

今回は「クラブのこと」。

今年も学校のクラブが終わりました。

これで3年め。一度はやってみたいと思ってから、当たり前のように続けさせてもらえました。

見たことのない技を跳んでみよう!とテーマを掲げて、最後はビデオ撮影。このパターンでやってきましたが、最後の撮影→発表という流れはあまり良くないのかな……という感じがした3年めでした。


紹介した技が、そんなに出てこないんです。

なぜかといえば、技を覚えるだけの時間がないから。

いろいろ紹介はしました。技を紹介した時間になんとなく跳べる子もいます。でも、そこから何度か練習して、定着するだけの時間はありません。年に7時間で、半分はなわとびのシーズンより前に終わってしまいます。

ましてや、結局よくわからないまま、珍しい技に挑戦しただけで終わる子もいます。

これでグループで発表してみようじゃ、ムチャぶりですよね……。

実際、クラブで初めて覚えた技が1つでも入っていればOK、というルールで演技を作ってもらったので、ほとんど「全員でクロスフリーズ」をやってルール達成みたいな感じでした。

グループでの発表を意識して教えてみた2in1とかチャイニーズホイールは、そこそこやりやすいのか、発表でも使う子たちがいましたし、ダブルダッチをやってみたグループもありました。でも……。

結局のところ、グループ発表というゴールと、単発の技紹介が大半という内容が、あまり合ってなかったということですね。結果だけ見れば、「みんなでできるなわとび」を覚えてもらったほうが発表しやすかった――そういう話なのです。


そもそも、発表が楽しい時間だったのか?

クラブは授業時間ですが、普段やらないことをみんなでやる、お楽しみの時間に近い時間だと思います。バドミントン、消しゴムはんこペーパークラフト、お菓子作り……教わるというより、体験タイムですよね。

過去にクラブ発表会があったころの流れで、なわとびクラブも演技発表という時間を残していましたし、そうやってグループで作り上げる流れも大切だとは思います。

でも、やっぱり、一番は体験して楽しむ時間だったのかなあ、と。

今年は、撮影した演技をクラブの中だけで鑑賞する形にしましたが、すごく微妙な反応をする子もいるんですよね。

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やや構図をミスりましたが、こういう雰囲気……。

いろんな知らない技はおもしろかったけど、強引に「舞台」に立たされるのはヤだな~みたいな感じでした。

始めから、珍しい技を跳んでみんなの前で目立ってみたい! という子の集まりだったわけではありません。体験してみようがテーマだったのに、かしこまった発表の時間にしてはいけなかったのかなと思います。繰り返しますが、テーマとゴールの不一致ですね……。

やるなら、撮影も何もなく、クラブの中だけのノリで、一発勝負で見せておしまい! くらいがいいのかもしれません。もちろん、ひっかかって「やっぱもう1回!」くらいのノリはアリで……。


とはいえ、おそらくクラブは今年でおしまいかな、と思ってます。

これからは、単純に授業時間が足りなくなるからです。たとえば英語の時間が増える。今でも余裕がない時間割のどこに入れる? 何かを削る? 削るなら……というわけで、必須ではないクラブは第一候補になるでしょう。

子どもが楽しめる時間を削ることに悩む先生もいるでしょう。でも、先生たちムリするなよと言いたいです。弱音をはいて、逃げてほしいです。

いろいろと授業が詰め込まれてくる中で、この3年間のようにクラブに関われる日がもう一度来るのかわかりません。ただ、勝手な言い方かもしれませんが、僕自身は楽しい時間を過ごせました。

この3年でクラブに入ってくれた子は60人くらい。
知らなかったなわとびの世界を、すこしでも楽しんでくれたならいいなと思います。