今回は「着地のこと」。
なんとなく連続技のタイミングがつかめてきました。
着地したときに、すこし待つ感じで次につなげるといいみたいです。
着地でも間を意識する、ということですね。
連続技だと、どうしても次の技に向けて「縄が走る」状態になります。たとえば次の技のサイドスイング。たとえばつなぎの2重とび。着地と同時に、そこへ向けて縄を回しはじめます。
でも、本当に「すぐ」縄を回さないといけないのでしょうか?
そんなことはありません。連続技の途中でも、縄を回すのを待つことはできます。
これは3重とびを続けるときに間を作ったほうがいいと気づいたのと同じです。着地と同時に縄の勢いを緩めると、次の1回・次の技に向けてかまえることができるのです。
マンガ的なイメージですが、3コマ目の、着地の振動が消えた瞬間に「待ち」を作れると、次のフォームに入る余裕もできるのかなあ……と。
ここから次の技に入る速さについては、前回すこし書きました。
着地で一瞬、次へのタイミングをはかったところで、すぐ技のフォームを作れる人は、静と動がきれいに分かれるというのか、きれいに技が続きます。
僕の場合は、むしろ「待たないと次を跳べない」ですね(笑)。
TJ系の連続とか、SCCC系の連続とか、着地自体にすこし余裕がなくなるので、けっこうひざの曲がった着地になります。その状態から、即座に次の技! とはいきません。待つしかないのです。
これまでは、とても連続は難しいと思って、2重とびとか、サイドスイングを逃がしてSCとか、つなぎを入れていました。今は逆に、すこしかがんだところから反動をつける感じで跳び上がって次の技の連続につなげられてきた状態です。
そこまでいくと、サイドスイングなんてほぼ足がついた状態で振ってるようなものですが……。
でも、待ったからこそ跳べたのかなと思います。
不格好かもしれませんが、技が続くのは気持ちいいです。曲に合わせるときも、着地でテンポを刻むと良くなった気はします。
ただ、油断していると、いつもの縄のゆがみにやられます(笑)。タイミングを合わせるコツがつかめても、こればかりはまだどうにもなりませんね……。