とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

281 リリースの中央はどこか

今回は「リリースのこと」。

リリースの中央がずれているんじゃないか。

このところ、手首、正中線など回し方についていろいろ書きました。書いたことに合わせて跳んでいると収穫があるのですが、リリースだけはまったく手ごたえがありません。相変わらず、縄から半回転遅れてグリップが回るので、キャッチできません。

この半回転ってなんなのか。


リリースしたほうの縄まで、力が連動してないのだと思います。

先に縄が回る→引っぱられるようにグリップも回る=半回転の遅れ

これが自分のリリースに起こっている状態です。縄全体が回っていないので、回している側から順に縄に回転が伝わっていって、ようやく空中にあるグリップに力が届く感じです。それがだいたい半回転くらいの時間差を呼んでいるのでしょう。

普通にできている人のリリースは、Uの字に近い形で縄が回っています。縄が下を向けばグリップも下、縄が上を向けばグリップも上。だから普通のキャッチも、縄が上を向いたときに上向きのグリップで取りやすいし、そのまま前回ししてジャンプにもつなげられるのです。


この差、おそらく、縄の中央を回せているかの違いじゃないかと思ってます。

縄の中央を回せれば、縄はきれいな左右対称の形を作る。

単純に考えればこのはずです。縄の中央に重りがついているとイメージしてください。縄の中央の動き=縄の軌道になるはずです。

この重りが、ずれていたら?

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きっと回転はブレますよね。そして、それが自分のリリースなのだと思います。

縄の中央まで力が届かず、たぶん手前のどこかが「ずれた中央」になっています。だから縄の回転に空中のグリップの回転が連動しない。


以前、体のクセがリリースに影響しているんじゃないかと書きました。

224 体のクセとリリース

この傾きは今も直っていません。傾くということは、どこかで縄の中央がずれているということです。きれいに回っていれば、縄の軌道は、たとえば車輪みたいな垂直な円になりますからね。

となると、リリースも縄の中央を意識しないといけないことになります。

でも、それがわかりません……。左右のバランスがおかしい体で、両手で回しているときすら縄の中央をとらえるのが苦手なのに、片手でリリースしてどうコントロールすればいいのか。

空中に両手で投げる両手リリースは、そこを意識したら、すこしだけきれいになった気がします。両手の時点か。というわけで、「リリースする前の段階で、縄の中央をとらえられるか」を試していますが――。

そんなことをしているうちに、もうすぐ学校の夏祭りがやってきます。