とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

302 傾かないタオル

今回は「回し方のこと」。

縄の傾きが気になります。

子どもがなわとびするのを見ていると、縄の中央が中央にない回し方をときどき見ます。だいたい手の高さが違っていて、でも本人はそれなりに必死で……という感じ。

僕自身、人のことは言えなくて、意識しないと縄が右にブレながら回ります。右に力が寄りすぎているのはわかるのですが、左手で縄を安定させる感覚がよくわかりません。左手で、縄の遠心力を感じられないんです。


それで、部屋の中でも片手で回せるタオルを回してみました

前回しをやってみると、左手はすぐに手首(内側)にからまってきます。

やっぱり縄の軌道が右に傾いているのでしょう。左手に持ったものが右に傾けば、当然自分の側に当たります。右手の場合だと、右=外側なので、手首にからまらないのです。

つまり、もっと左手を外側に向ければいいわけです。当たり前といえば当たり前ですが、これで内側にからまりづらくなりました。

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普通に跳んでいるときに右にブレた縄を修正するときも、同じようなことをしていると思います。再確認にしかなってない気もしますが、これを最初からできるなら、縄が右にブレずにすみそう。ところが――。


左手が動かない。

冗談抜きで手首が回りませんでした。固まりかけの紙粘土みたいに、動きが鈍くなりました。

右に傾いた状態から徐々にブレを直していくなら、左手も外側を向きます。でも最初からその角度でやろうとすると、右手のようには動いてくれませんでした。

そこで右手と左手を再チェック。どうも左手は握る力が弱い

握る力、特に薬指と小指に力が入っていません。そういえば、EBやASのように、背面に持っていくときも、いつのまにか中指まででグリップを押さえています。右手は、薬指小指まで握り込んでいるのに……。

左手は、力を入れると小指周辺から手首にかけて筋が張って抵抗感があります。それで、自然と薬指と小指の力を抜くようにしていました。ただ、これだと親指から中指で支えきれなくなったときに、かえって手を動かせる範囲に制限を作ってしまう ―― ということに初めて気づきました。

右手はそんなでもないので、利き手と非利き手の違いなのか、これも自分のクセなのかはわかりません。

まずは左手を外側に向けた状態で回しはじめても、だいぶ動かせるようになりました。


ただ、それはまだ左手でタオルを握っているだけです。

実際に縄を持って跳んでみると、左半分が軽くて、やっぱり力が伝わってる感じがしません。左側がすこし開いたことで、縄は張っているんですが、左右の手の力の「合成力」とでもいうのか、両手で回せている感覚には届きませんでした。

右手の力を抜いて均等にするとかしてるんですが……。まだまだです。

タオルを握って、手の握りに気づけただけでもよかったかもしれません。

次回は、今回気づいた当たり前すぎる発見をもう1つ――。