とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

316 ランディングF

今回は「着地のこと」。

体のバランスが気になってから、ときどきランニングをしています。

体をまっすぐに保って走れたらいいな、程度で2~3km走っています。今さら矯正も難しそうなので、気休めにしかなっていないかもしれませんが……。


ランニングで検索したら、走り方がいろいろ載っていました。

どうも着地の仕方が3種類に分かれているらしいですね。

つま先か、足の裏か、かかとか。

つま先着地は足がバネのような効果が出て、マラソンで速いアフリカの選手は、骨格的にも向いているのだそうです。一方、日本人はかかとから下りやすい体なのだとか。

このへん、なわとびの着地でも耳にする言葉があって興味深いです。つま先着地とかかと着地にしぼって考えてみると、

つま先着地は、前へ進むか上へ跳ぶかの違いはあるものの、「動作にムダが少ない」「バネもきく」イメージが、なわとびの着地とそっくりです。連続技もこちらのほうがスムーズにできそうです。

・逆にかかと着地だと、すこし体勢を立て直す必要があったり、ロスがあるぶんバネもきいていなかったり、なわとびでも連続技には向いていない気がします。逆に1回だけでも跳ぶ、というときにはこちらでないと苦しいのかもしれません。

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僕は明らかにかかと着地ぎみで、イラストだと右の体勢になりやすいです。

後ろに体が残りやすいのは、普段の姿勢から起こっているのかもしれません。座るときとか、後ろに体重を預けるような姿勢でいることが多いので、なわとびでもそうなってしまうのかな……と。

すこし背中を曲げた姿勢から背筋を伸ばすとわかります。おなかからもものあたりが自然と前に出て、体重が前に移っていきます。一番下、つまり足では、かかとからつま先へ重みが移ります。

僕はその段階までいくと、足の前半分で体を支えきれずによろめきそうになります。そのへんが鍛えられていない証拠ですね(笑)。


ケガする場所もつま先着地とかかと着地で違いそうです。

僕はあまり膝やアキレス腱を痛めることがありません。そこに負荷がかかるのは、つま先着地が普通になっている人でしょう。着地で支える(=負荷がかかる)部位が膝やアキレス腱なのがそれを物語っています。

僕が痛めやすいのは腰。かかと着地だと、着地したときに後ろに倒れやすいので、腰は後ろに突き出しているのに上半身は前へ、という姿勢が腰の筋を伸ばして痛めてしまう ―― と考えるとわかりやすいです。

ランニングに限らず、普段歩くときも、すこし背筋を伸ばして、小さなつま先着地で体を支えられないかと考えるときがあります。