とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

349 EBもCLもクロスである

今回は「前後交差のこと」。

EBもCLも、クロスらしく左右に力を入れないといけないなという話です。

手首のクセ問題を意識するようになってから、回し方が安定しません。新しいことに気づいて試行錯誤する状態なので仕方ないのですが、手首の角度を気にしすぎて、縄に勢いがないな……と気づいたあたりで、最初の1行に思い当たりました。


いったん思いきって腕を深く入れてみると、それなりに縄が通ります。

動きが大きすぎるので、いいフォームとは言えません。それでもうまく回らず引っかかるよりは、形だけでも跳べています。この違いはなんだろうと考えると、「縄の形ができた」からだと思うのです。

引っかかるとき

手首だけで回して(でも回しきれずに)勢いが足りなかったり、縄がゆがんで通らなかったりする。

腕全体で持っていくと

一応勢いもあって、縄の輪も大きめにできて、縄の形ができるので跳べる。

ここで大切なのは、腕を大きく動かしたからではなくて、大きく動かした結果、「左右に力が加わって引っぱられたから」ではないかと思いました。


大きく動かせばいいというわけではありません。

自分のクセの影響が大きいのですが、腕を大きく動かしても、手首が傾いて縄が片方に寄ってしまったら輪にならないからです。

縄が左右に(できれば均等に)引っぱられて、勢いのある輪ができます。

手首が傾いて片方を向きぎみだと、左右に引っぱられないので縄がそれます。極端な例で言えばサイドスイングです。

左右に引っぱりすぎると縄が高くなるリスクはありますが、左右に引っぱらないと、縄の張りもできず、形も作れないということでしょう。

 

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これがつまり、「左右の力をバランスよく、縄の中央を回す」ということじゃないかと言われればそれまでなんですが……。


子どものあやとびやはやぶさを見ていると、上達段階としてよく似ています。

交差を作っても縄に勢いをつけられない
→大きく交差を作って勢いを作る(=形・勢いを知る)
→経験した形・勢いだけは保つように、よりラクな・コンパクトな動きで実現する

自分の苦手な、背面系の入るEB、TS、CL、ASも形は違えど交差、クロス。進む順番は同じだと思いました。

ただ、実際に意識して跳んでみると、それだけでは回らないのも事実です。理由らしきものが見えたので、続きは次回で……。