とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

364 どちらの手が回しているのか?

今回は「サイドスイングのこと」。

前のSOが苦手です。

回すのがしっくりきません。サイドスイングからOに行くときの手首や二の腕が固くなって、動かしづらいです。当然縄の動きも弱め。

逆サイドから振ってSSにすると勢いがつくので、SOASはSSOASで跳ぶと縄が通りやすいです。最初のSは完全に接地状態なので、(S)SOASというのが正しいでしょうか。SOOCLも、もう1つSを先に空打ちすると跳べました。

たぶん、左手が回せていないからこうなっています。


SS始まりを繰り返しているうちに、1つ思いました。

右サイドスイングと左サイドスイングでは、どちらの手が「主」なのか?

仮に考えたのは、「右スイングは左手主体、左スイングは右手主体」という答えです。体の右側・左側に縄を送るときに、左手・右手が大きく動いている印象からそう思いました。

僕は、右スイングからSOを跳びます。SCが、左スイングでないと交差を作れないので、流れでSOは右スイングです。となると、右スイングの主体になる左手がうまく縄を送れていないから、縄が弱いのではないか?

「左手のせい」的な考えになったのは、こういう流れからでした。それを補うように、利き手で勢いのつく逆サイド(左スイング:右手主体)で勢いをつけてから、右スイング(左手主体)をすればなんとかなる、と……。一応、それっぽくは聞こえます。

ただ、別にどちらのスイングも利き手主体でできてしまうイメージもあります。左右リリースは片手で左右にスイングしていますし……。


そこでリリースではどうか、という話。

サイドスイングとリリースは、まとまった流れになることがよくあります。基本的な、「右手で左サイドにリリース」も、左へのスイングから手を離してリリースに入ります。

つまり、リリースも途中まではサイドスイングです。このとき、右手と左手はそれぞれ何をしているのか?

右手は当然回す側に専念しています。では離すほうの左手は? といえば、あまり力が入っていません。離すタイミングまで、添えているだけ。

自分のようにリリースをうまく回せないと、それでいいのだろうか、と思います。

左手は添えるだけ……、は『スラムダンク』で有名ですが、右手に実力がないなら、左手は添えているだけでは役に立ちません。ただ宙にほうった縄を、右手だけで回せと言っているようなものです。

実際のリリースはそう見えるのですが、離す左手に役割がないわけではなく、右手を助けるように途中まで両手で回しながらリリースに入らないと、リリースは回らないものだと思います。ちゃんと回せる技術がつくまでは、特にそうではないかと。


というわけで、少なくとも慣れるまでは主体+補助ではないかという……。

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右スイングのSOに話を戻すと、主体+補助でいいなら、右手が主でも左手が主でもいいという話になります。というか、別にフィフティフィフティ(50:50)という可能性あるわけで、結局のところ、大切なのは縄をとらえられる左右のバランスです。僕の場合なら、そのために左手はどういう役割なのか? ということでしょう。

右スイングの手の、力加減を切り替えるように意識して、試してみることですね。

……サイドスイング1つ語るのに言葉が決まりません。