とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

385 出す回し方、引く回し方

今回は「回し方のこと」。

前回、跳ぶと後ろに下がってしまう理由を考えました。

あとで気づいたんですが、要するに「つま先を上げて跳んでいる」から起こる話なんですね。くの字跳びほど極端ではないにしても、跳び方はまだ問題ありです。

その一方で、回し方にも、身を引いてしまう原因があるように思えました。


引く回し方だと、足に当たるし、後ろに下がってしまう。

まとめるとこういう話です。どうも僕は、力を入れると腕を後ろに引くクセがあるみたいで、この回し方だと、

・軌道が後ろにずれるので足に当たりやすい。
・力が後ろに伝わるので跳ぶと後ろに下がりやすい。

という結果になってしまうのです。

縄を回すとき、前へ送ったあとは足の下へ引くわけですが、腕を引きすぎるのはダメという話ですね。

となると、「押す」ことを考えないといけないのかもしれません。

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腕の引きすぎが問題という話なので、「押す」というより、「腕を前に出す」です。極端から極端に走ってもいけないので、あくまで「引きすぎ状態よりは前」。そうすることで、軌道は前寄りになって足に当たりづらくなるし、重心も前に寄って後ろに下がりづらくなる。


――と、考えるぶんにはいいのですが、問題があります。

それは前に回すときの支え

そもそも、なぜ引きすぎというくらいに腕を引くのかというと、腕を引ききると安定するからです。スーパーサイヤ人の変身みたいに、力を入れて胸を張りだすとわかります。これ以上腕を引くと苦しい姿勢になる=そこで腕が固定して支えられる、という理屈です。

いいか悪いかは別として、これが支えになって、力を入れやすかった一面があります。これで腕をすこし前に出そうとすると、支えがなくなる。これをどうしたらいいか。

それがわからないから腕を引いてしまい続けたわけで、答えは書けません。ただ、体を後ろにそらすよりは前傾姿勢になります。その状態で力が入るし体も支えられる位置はある程度限られます。その姿勢で重点的に回してみるのが練習かなと思います。

実際やってみると、つま先で着地するのを意識するだけでいい気もしますが……。


実は、このへんの話は、過去にも書きました。

363 力みとその結果に気づきたい
374 正円と楕円

今回が385なので偶然11回飛ばし……はともかく、書いた本人ができていなくて情けないのですが、いろんな話が巡りめぐって自分の弱点に行きついてくれるだけでもありがたいです。

「引きすぎ」については、逆にその姿勢が入る後ろ回しだと効果があります。前のゴーストはできないのに後ろのゴーストができるのは、最後の後ろに引く動きで力を入れられるから。

全部をダメと思わず、いかせるときにはいかしたいです。