今回も「縄の長さのこと」。
前回ちょっとだけ縄が短くなったが、跳ぶと予想以上に短かった。
慣れようとしているけれど、新しいのを買ったほうがいい気がする。
けが防止のためだ。
もともと、僕は以前に比べれば縄を短くして跳んでいた。これは単純に、それなりに短くしても慣れてきたから。それが、数cmとはいえさらに短くなった。ほんの数cmと思っていたが、縄の通過する位置が明らかにシビアになった。たまに頭のてっぺんや足の裏をかするし、足先にひっかかることも増えた気がする。
これ、自然にタイミングや跳躍力がついてくるのかもしれないが、同時に危険もはらんでいる。つまり、無理な跳躍につながらないか、ということだ。
「意図的に」縄を短くしたならともかく、今回は縄が切れて「やむなく」短くなった。前回はっきりと書いていなかったが、そもそも縄を今までより短くしてみたのは、本当に「お試し」程度のつもりで、すぐに戻したのだった(戻したのが運のつきだったのだけれど……)。
これでは無理に跳び方を合わせる必要がある。しかし、特に3重跳びクラスの技になってくると、ひっかからないように無理をすれば、体にとって良くない体勢になる。必要以上に前傾姿勢になったり、着地に気が回らずに体への衝撃が大きくなったり……。けがというか、体を傷める不安がある。それなら、まだ縄が長いほうがいい。
今の僕が大切にしたいのは、安定した跳び方を身につけてひっかからないようにすることだ。新しい縄で、少なくとも以前の長さくらいにして、無理なく縄を通せる状態で跳べるようにする。アクシデントをチャンスととらえることも考えたが、やっぱり安定させることが先だ。
別に今回短くなった縄を捨てるわけではない。新しい縄で、可能ならその短さに近づけるようにしていけばいい。
メインにしないだけでまだ使いますけどね。縄に癖がついちゃうから(笑)。
それにしても、いまだに自分にとってベストな長さというのがわからない。
縄に自分を合わせるのか、自分に縄を合わせるのか。
たぶん、技と自分の腕前によって、その都度ベストな長さはあるのだろう。ただ、少なくともフリースタイルでは1本を通して使う。まずは、いくつも技があるフリースタイルの中で、ひっかからずに跳びとおせる長さを知らなければいけない、かな。