とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

057 ですます調となわとびクラブ

今回は「ですます調のこと」。

気づいていると思いますが、最近、記事をですます調(敬体)で書いてます。

もともと、このブログは、縄のまっちゃん(粕尾将一さん)の「なわとび1本で何でもできるのだ」を参考に始めました。あちらがである調(常体)で書かれていたので、同じように常体で書いてきました。

社会人になって、ですます調で文章を書く機会があまりなかったこともあります。最初はこれ(常体)が自然だと思っていましたが、たまに違和感がありました。


なわとびのことを中心に、ときどきコツ的な「教え」を書くブログ。

まっちゃんのように、なわとびのプロとして書くなら、である調で書いても、プロとしての言葉らしく見えるでしょう。

でも、僕はアマチュアです。それも、そこまで上手ではありませんし、アマチュアの経験として書いているのが大半です。素人の勘違いで、正しくないことだってあります。それをである調で書くって、無駄にエラそうなだけなような……。

なわとびで言うと、フォームが良くないのに、大技をやって見せてる感じですね。見る側には、それなりに大技を跳んでいるのはわかっても、無理している感じのほうが目について、必ずしも、いいなわとびに見えない。

それなら、ですます調のほうがいいのかな、と思ったわけです。

敬体は、読んで字のごとく、丁寧さが持ち味。強引な3重跳びよりも、きれいな2重跳びです。もちろん、きれいな2重跳びで見る側に印象を残すには、それなりの腕が必要なわけで、僕に(文章力で)それなりの腕があるかというと、あやしいんですが……(笑)。


関連して、なわとびクラブの話です。

なんで文体からクラブの話なんだ? と思われたかた、「先生の口調」と言えば、ぴんと来ませんか? そう、授業のときは、多くの先生がですます調で話すのです。

僕にも、そのときが来そうです。

044 夢のなわとびクラブ で書いたなわとびクラブ。
今年度は、作ってもらえることになりました!

内部講師(?)みたいな立場で授業に入ります。子どもと一緒に跳んで、子どもがいろいろ話題にしてくれたことで、去年からいる先生たちには、「いよいよ登場だね」と後押ししてもらえたみたいです。

1回目が10月なので、詳しい話はこれからですが、とりあえず、この仕事についてからほぼ初めて、授業で子どもに教えることになります。で、イメージしてみたら、なんだか言葉づかいがあやしい(笑)。

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語尾がしどろもどろに(笑)。いや、上のとびまるさんはおおげさですが、子ども相手のですます調に慣れてないんですよね。10年以上学校で働いてるのに……。


ブログだと、ですます調には、講演のように語りかける雰囲気があって、「授業口調」とはまた別物です。なので、ここを授業口調の練習にしたいわけではありません。

ただ、ブログも授業も、相手あってのこと。なわとびのことを伝えるだけなら簡単です。それを、どういうふうに伝えるのか。文体、口調だけでも、気を使うだけで、伝わり方が違ってきます。

楽しんで覚えてもらえるように、考えて言葉を出すこと。
それだけは、このブログでも意識していきたいと思います。

なんだかなわとびの話から離れてしまったので、次回は技系の話を。
次回、「アームラップのこと」。