今回は「クラブのこと」。
学校でクラブ決定会が行われました。
去年は初めて作られたクラブということで、本当に興味がありそうな子以外はほとんど集まってきませんでした。定員オーバーになったクラブから流れてきた子で作られたような形になった去年。(067 16人のために)
2年めの今年は、初めてクラブの時間がある4年生には、なわとびクラブに興味を持っている子が何人かいるようで、ちょっと期待もありました。去年の2月に流したクラブ発表の動画効果もあったのかもしれません。
が……。
6年生、第1希望ゼロ。
去年も女子1人しかいなかった学年なんですよね……。その子もさすがに「去年やったからいい」そうで、始めから別のクラブを選びました。
そう、いくら知名度が上がったと言っても、選択肢はたくさんあるのです。冬になれば必ずやるなわとび以外に、クラブの時間でしか行われないものはたくさんあります。そちらを選んでも、なんの不思議もありません。よく考えると、そういう意味でもなわとびクラブは選ばれにくいのでは……。今ごろそこに気づくとびまる。
じゃあドッジボールクラブが大人気なのはなんなのかという話ですが(笑)。
再び定員オーバーでじゃんけんに負けた子たちが集まり、5年生も同じような状況でした。でも、去年とちょっと違うのは、「じゃあなわとび!」とばかりに選ぶのが早かったところですね。そして、気になっていた4年生。
一気に定員まで埋まりました(笑)。
ありがとう……。ほっとしてしまいました。今年は定員いっぱいの24人。楽しんでもらえるように、去年の反省を思い出しながらがんばります。
ちなみに、この子は来てくれるかな、と思っていた子が意外と来ませんでした。
しょっちゅう一緒に跳んだ子も、廊下で会ったときに、他のクラブと迷ってると言っていました。自分なりに選び取ったんでしょうね。なわとびクラブに姿が見えなかったことで、逆に、いろいろとチャレンジしようとする姿が見えるようで良かったです。
そのぶん、新しい顔がそろったことで、いろんな子になわとびを広められます。なわとび好きな子には、すでに冬場にアームラップやクロスフリーズを教えてしまっているので、さらに他の子にもクラブで……、というわけです。
去年のクラブの最後に、あいさつでこんなことを言って終わりました。
「なわとびをやるのは、ほとんど小学生で終わります。クラブでやった技は、もう跳ぶことはないかもしれないけど、将来、子ども相手のアルバイトとか、自分に子どもができたときとか、もう一度誰かとなわとびすることがあるかもしれません。そのとき、こんな技もあったなーと思い出したら、今度はみんなが、いろんな技を教えてあげてください」
子どもたちにとってのずっと未来に、なわとびがつながっているといいですね。