今回は「姿勢のこと」。
TJ系4連がやっとできるようになりました。
もっと早くできていたのかもしれませんが、あまり挑戦しなかったので、なわとびを始めて5年もたった今ごろになりました……。
なぜできたのか。なぜ挑戦しなかったのか。どちらも、今回の話が答えです。
足を上げて、足の下の空間をうまく使えたからだと思います。
TJだと、トードの、片手が足の下にあるときです。足の下に、縄を回す手を入れるというのは窮屈で、さらにそれなりの勢いもつけないといけないので、縄を回すのがたいへんです。
足の下の空間を広げるということは縄を動かす空間が広がるということで、縄を回しやすくなる。そういうことではないかと思います。
足の下の空間を、手に近づけているとも言えます。
やりかたは2つあって、「足を上げる」か「前にかがむ」かです。
たぶん、どちらも効果としては同じ……はず。
今回は、足をもうすこし上げることを意識した結果でした。足を上げて広がった空間(足の下の空間)は、足を上げる前よりも体に近づいています。単純に、手を伸ばしやすくなってますよね。
体のほうを近づけても同じになります。要するに、前かがみになるわけです。跳び方としていいかどうかは別として、足の下の空間に手を入れやすくなるのはたしかです。
ただし、これは腰への負担が大きくて――。
あまり挑戦しなかった理由はこれです。連続で何度も足を上げるのは「腰にくる」んですよね……。
足を上げるにしても、体をかがめるにしても、跳び上がった状態で足と体を引きつける動きは、腰を何度も痛めた人にとって、腰に「張り」を感じさせます。
なので、できるようで、腰の影響が怖くてできない、みたいな状態がずっと続いていました。足の下に手を入れる系の技の前に、跳ばずに姿勢だけ試さないと不安です。……腰が(笑)。
腰が痛くなくて、足の下に余裕を作れる――くらいに足と体を引きつける。
このバランスを探している感じです。
TJ系の技術はそこだけではありません。
最近、SCOOがだいぶ跳べるようになってきました。難しそうだと思っていたTJ4重がすこしだけ近づいた感じです。すこしだけ、というのは、同じ交差でも、Cがトードに変わるだけで違う壁にぶつかってまだ乗り越えられないというか……。
上げた足の上にある手を、いかに手際よくさばくかが1つのポイントのような気がしているのですが……。
そちらの視点から、足の下の空間のどこが一番スムーズに縄を回せるのかを探るのもいいかもしれません。
それとは別に、足の下の空間を使いやすい跳び方があります。王道なのか邪道なのかよくわからないのですが、次回はその話で。