とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

283 脱力したけれど

今回は「演技のこと」。

学校の夏祭りで演技をしました。

今年もうまくいったとは言えないんですが、あまりなかったパターンの失敗でした。

前回書いたように動画は公開してません。もし公開したとしたら、過去に動画を見た人はあることに気づいたかもしれません。

「なんでこんなにリリースに失敗してるんだろう?」


そう、リリースがらみのミスが多かったのです。

今年は明るいうちに職員出し物の時間が来たので、明るさの問題はありませんでした。しいていえば、視界がほとんど運動場の乾いた土と人で、白い縄とグリップだとすこし見えづらいとも思いましたが、問題は別です。

縄に力が入ってなかったんですよね……。

左右リリースもどきは失速して落ちるし、普通のリリースさえ、キャッチするので精一杯という状態でした。後ろTSやインバースTJ、後ろCOにそのままつなげる部分があったのに、ひっかかったり、その体勢に持ち込めなかったりで残念なことに。

他の技も失敗だったかというと、そんなでもありませんでした。

不安のあった前SOAS、後ろSASO、後ろSTSO、後ろTJあたりは全部通りましたし、SCC系の4連も、前、後ろともに人前で跳べたのは今回が初めてだったかもしれません。というか、たぶん単発技でひっかかったのは2、3回で、良かったほうじゃないかと……。

ただ、動画を見返してみると、けっこうふわっとした跳び方で、一歩間違えればミスだったように見えます。


実は、握力に不安がありました。

眠気に襲われているときにどれだけがんばろうとしても意識が飛ぶ、みたいな感じで、どうも手に力が入らない……という状態のまま跳びました。

公園で練習しているときも、たまにありました。でも、そのときは単発技もうまく回らなくて、リリースだけダメということはなかったんです。

ここが、今までに経験のなかった状態でした。「単発技が跳べているんだから力の入れ具合は間違ってないだろう」みたいな判断が、あのときの自分にはあったのだと思います。だから、本当はもうすこし力を入れないといけないのに、リリースも同じ力の抜き加減でやってしまった――そう考えると、残念ですけど納得はできます。

とはいえ、なんでもともと力が入らなかったのかはわかりません。

緊張もあったでしょうし、練習でうまくいってすでに満足してしまったところで当日を迎えたやる気の問題もあったでしょう。

不完全燃焼でしたが、燃焼できる状態に自分を持っていけたかというと、さすがにその自信はありませんでした。一応、結果だけ見れば、これまで夏祭りで跳んだ中では一番マシだったと思います(笑)。


やっぱり人前での演技はハードルが高いですね。

これで学校の夏祭りで4回跳ばせてもらいました。うまくいった年は一度もありませんが、珍しいものを見せることはできたでしょうか。そろそろ転勤してもおかしくない年数なので、今回が最後の見せ場だったかもしれません。拍手をくださったみなさんに感謝……。

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先生に撮ってもらった動画から後ろSASO。ジャンプもあまりできてなかった気がしますが、ここは高く跳んでいました。ちなみに、見ている人は取り囲むように並んでます。カメラ側までもっとたくさん……。多くの子どもや保護者(と先生たち)の前で見せ場をもらえてうれしかったです。

ちなみに、使用曲はスクウェア・エニックスゲーム音楽アレンジアルバム『Last SQ』から「世界変革の時~クロノ・トリガー」でした。どんな作りにしたかは次回で。

まずは、終わったことにも脱力……。
やっと夏休みが始まった気がします。遅い(笑)。