とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

344 インドに帰る

■ 縄を変えて試すことで

今回は「インドロープのこと」。

メインの縄をインドロープに変えました。

韓国グリップにインドロープの組み合わせです。この2~3か月はほとんどこれで跳ぶようになりました。

長いあいだ使っていたのは韓国ロープでした。去年の末ぐらいから、回しやすさを比べるように韓国とインドを交互に使っていて、今はインドロープのほうが跳びやすいかなと思っています。


回すのが苦手な人には向いている。

自分の感覚だと、これにつきます。

韓国ロープより重みがあるので、「遠心力をつけやすい=回すのが苦手でもある程度は勝手に回ってくれる」というメリットが大きいのです。

なわとびを始めた6年くらい前は、まだインドロープしかなくて、重く感じたのを覚えています。そこに韓国ロープが登場して、軽すぎず重すぎずが気に入ってずっと使っていました。(切れても芯がつながってるのが大きいんですが)

今は、インドロープでも、そこまで重くはありません。

僕は縄を回すのが上手ではありませんが、インドロープで腕が疲れない程度には回す技術が身についたのだと思います。


子どもがいい縄を使っているか問題に似たところがあります。

100均の縄だとふにゃふにゃして回しづらいのが、数百円レベルの縄にするだけでも回しやすくなります。縄の質(特に重さや張り)がよくなって回しやすくなるということでしょう。

インドロープも韓国ロープも「いい縄」ですが、重さによる単純な回りやすさという点では、インドロープに軍配が上がります。

ここに縄を変える意味があります。

重いと疲れるからイヤ、という子もいますが、感覚をつかむには重さのある縄を「試す」価値はあると思いました。ずっと重い縄でなくてもいいのです。感覚をつかむためだけの縄と割り切るのもありでしょう。


なので、韓国ロープもまだ使っています。

インドロープで得た手ごたえを、韓国ロープでも再現するのがねらいです。

上手な人は韓国ロープでも多回旋を跳べています。韓国ロープしか使ってなかったときの僕には、なかなかそこにたどりつけませんでした。感覚がわからないからです。

でも、インドロープの遠心力で多少なりとも感覚が自分に残れば、韓国ロープでも同じ感覚を得られるんじゃないか――?

韓国ロープに切り替えると、その軽さが頼りなくて不安になるのですが、自分の腕でなんとかできないかと、試して、繰り返しています。

イラスト:東南アジア系の褐色肌の男性が片足を上げながら跳んでいる様子。下から撮ったような構図。模写だったかもしれない。縄は回旋する描写が太めに強調されている。男性はTシャツ、ジーンズ、裸足。背景はコンクリートタイルの小さな高台。そこから跳んだ?

インドでインド?

南アジアと思われるなわとび動画はたくさんあります。荒削りに見えるものの、楽しんでる雰囲気がそれ以上でうらやましいです。裸足だったり、ターバンにひげの人がフリースタイルをやっていたり……。使っているのは、インドロープなのでしょうか。