とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

345 頭、足、腕、手首

今回は「跳び方・回し方のこと」。

ちゃんと跳べると、タイトルのような流れを感じます。

始めに「頭」があるのは、頭から上がってこそジャンプも伸びるという予想(理想?)です。336 ブレイクジャンプで肩から上が上がる感覚をつかめるとジャンプがしっかりしたと書きました。その感覚です。

手の動きに必死になりすぎるとジャンプがおろそかになります。そういう場面で、まずは「頭」を上げるのを意識すると、ジャンプを落とさずにすむのでは……ということです。


次は「足」です。

「腕」とどちらが先なのか、迷うところです。1回旋目を足の前ぎりぎりに送ってから跳ぶ ―― と考えると、縄を送っているのは腕なのだから腕が先じゃないのか、とも言えます。ただ、

・腕はこのあと技のために動かすほうがメインである
・頭から足へのジャンプの流れに横やりを入れたくない

という理由で、足が先を選び(?)ました。

2番目の理由は、特にサイドスイング始まりの技で最近感じていて、肩に力が入るとジャンプの流れがとぎれてしまう(ように感じる)のです。僕の回し方がスムーズでないだけかもしれませんが……。


そして「腕」→「手首」をまとめて。

技の動きは、腕で動かし、手首で決めるイメージがあります。上手な人はほとんど手首で回せてしまうのかもしれません。でも、手首への命令・信号は腕を経由してから伝わります。

「手首だけ」で回すのと、「腕から手首への連鎖」で回すのとでは、勢いのつきかたが違います。そうやって縄に勢いがついたところで初めて、手首で最後を制御する。その感覚が重要なのかなと思います。

「手首で回そう」とアドバイスするときにうまくいかないのは、最後の制御のための手首のことと思われて、「手首だけの動き」になっている可能性があります。腕からの連動をイメージさせられれば違ってくるのかもしれません。


こう考えると、キーワードは連動です。

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頭から足、腕から手首。ジャンプや回す力は、順番につながっています。

前回のインドロープの話もそうです。重みがあれば、回る先へと自然に力がつながっていく。遠心力もまた、力の連動と言えるのかもしれません。

その最後に「縄」がきます。