今回は「後ろEBのこと」。
後ろEBも「引きすぎ」だった……。
グリップの角度や引きすぎずに回すのを気をつけながらSEB系の練習を続けてきました。よく考えると、もう4か月近く、SEB系4重を毎回跳んでいます。SEBCOも、ぎりぎりで通りだしたころに比べて、だいぶコンパクトに通るところまで来ましたが、それでも着地はまだ苦しい姿勢です。
そういえば、前ばかりで後ろのSEBOOとかあまり跳んでなかったと思い、このあいだ、気分転換で跳んでみました。 …… 以前より、すこしだけ回しやすくなって、着地もすこしだけやわらいだ感じ。ところが、後ろSOEBOになると――。
当たる当たる。
EBでの止まりぐあいが半端ではありません。後ろSOEBだけにしてみると、これは通る。もう1重増やしてSOEBOになると、EBが当たりまくる。
勢いをつけようとして、またも腕を引いていたのが原因でした。
後ろSOEBOは、後ろ回しのSOを通したあと、EBのために縄を横から背中側へ回します。僕は左に振りますが、縄の通り方としては、体の左側から右側へ、横に通すような回り方になります。
ここでぐわっと腕ごと引くようにしていたので、縄が後ろに行きすぎて、横に通るときに足に当たっていたのでした。引きすぎる前に横回しを始め、手首やグリップもそれに合わせた角度にすると、EBでのミスはすぐになんとかなりました。
最近、引きすぎの解消で手ごたえを感じていたのはなんだったのか……。
ただ、ここで、ミスする状況がわかったうえで、
・自分のどこに原因があるか? → 腕を引きすぎて縄の軌道がおかしい。
・どうすれば解消するのか? → 腕を引きすぎない。手首やグリップの角度を作る。
こんなふうにすぐに対応できたところが、自分にとっては大きな進歩だと思います。
あとは、最近までに身につけてきた感覚を、この技でも落とし込むこと。
コンパクトに勢いをつける感覚は、後ろSOのあと、前にある手をやはり引きすぎず、EBに向けて回転方向を変える一瞬の「引き」までにとどめて回す(背中側も同じ感じで回す)ことで、再現できた気がします。少なくとも、以前よりは縄を回せている感じ。
でも、これだと、ようやくEBまでを通せただけです。
というか、後ろ回しの場合、頭の上を回らないせいか、「EBにしながら通す」ような形になって、実際EBの姿勢になるのは、縄が通ってからなんですね……。このへん、今になって改めて気づきました。
前のEB → Oの流れがわりと大回りで体の前に来るのに比べると、後ろ回しは体の斜め後ろに来たのを「反転」させる感じで後ろから通せばいいので、回しやすい感じがします。
これまでは力ずくで回しきっていましたが、後ろのEB → Oの流れも、グリップの角度を作り、反転した縄を引っぱたらあとはムリに腕を引かずに回す、で以前よりは縄をとらえられているように思えます。(Oが斜めに入ってくるのが気にはなりますが……)
最近の感覚をいかせて、気持ちがいいです。