とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

576 一瞬のテイクオフ

今回は「予備跳躍のこと」。

4重とびが跳べなくなりました……。

予備跳躍で感覚が合わなくて、行きづまるケースがほとんどです。1年前に初めて跳べたときからずっと、[前とび3回 → 2重とび2回 → 4重とび]で跳んでいて、2重とび2回を高めに跳んで準備 ―― のはずだったのが、うまくいかなくなりました。


最近、2重とび2回を1回に減らした流れに変えてみました。

2重とび2回目で崩れるパターンが増えたので、「崩れる前に4重とびに入ってしまえ」と切り替えてみたのです。これが案外いける。予備跳躍で崩れて4重とびの挑戦権さえ得られなかったのが、ひとまずは4重とびに入れるからです。2重とび1回でも予備跳躍にできるんだ、とちょっと新鮮な感覚でした。

ただ、これは「予備2重とび」2回をできないと認めた話でもあります。

原因はおそらく踏みこみ。ケガ(腰痛)予防のために、最近は前寄りです。着地で後ろ寄りに落ちて腰にくることが多かったので……。不慣れなつま先寄りの着地になって、予備跳躍のバランスが崩れやすくなりました。これが予備2重とび「2回目」ではっきり出てきます。最初の予備2重とびの着地から、もう1回にうまくつながらないんですね。こうなってくると、縄への意識とか、体を持ちあげる感覚とか、つかみかけていたものがまとまらなくなります。


予備跳躍って技術に合わせないと難しいものですね。

たとえば、はやぶさの予備跳躍で何を跳ぶか? 子どもを見ていると2重とび派が多い印象です。たぶん、子どもには「2重とび < はやぶさ」の格付けがあって、2重とびレベルの勢いがなければ、もっと難しいはやぶさは跳べない! と思っているのでは……。

気をつけたいのは、2重とびがやっとレベルだと、着地で沈みすぎるなど余裕がなくなってしまって、とても2重とびを予備跳躍になどできないという点です。そういう子だと、回ってくる縄をはやぶさのタイミングに切り替えるのも難しそうです。よほど、前とびやあやとびから、タイミングを取りやすいところではやぶさにしたほうが、うまくいくのではないかと思います。

僕も、[2重 → 3重 → 4重]にしないのは、結局は3重とびに余裕がない表れなのだと思っています。前も後ろも、3重とびは毎回練習しているんですが……。


前とびからいきなり5重とびを跳んだかたがいます。

うかがった話だと、2重とびなどからタイミングを合わせるほうがかえって苦手だそうで、跳びやすさは人それぞれの経験によるのかなと思いました。僕も4重とび練習でマネするときがありますが、前とびからいきなりのタイミングだと、まずジャンプができません……。

それでも別の課題だと思って、いろいろチャレンジできています。どこかで1つにつなげたい気持ちがあふれてくるのが幸せです。

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