■ サブタイトルは話のまとめ
今回は「ブログのこと」。
書きはじめを変えてみました。
Twitter で[過去話]をあげるときに読みかえすと、その話のポイントはなんだろうと思うことがあります。それで、入口にテーマを貼るように、一文を加えてみました。
参考にしたのは、ときどき読んでるこちらのブログから。検索結果のわかりやすさにもなるみたいです。僕の場合、検索でより重要らしい記事タイトルで言葉遊びすることが多いので、そもそも検索に引っかかるのかあやしいですが。
もともと、まとめは苦手分野です。
考え(情報)だけが泡のように浮きでて、でもまとまらずに消えやすい。情報=信号という意味では、なわとびも同じです。動きと感覚の統合は、全身運動になるほど重要になります。回す、跳ぶ、支える動き。タイミング、コントロール、バランスの感覚。まとまりを欠くほど、どうしてできないんだろう? と苦しみの沼が続きます。
文章なら最悪、台の上にすべて並べれば目にとまるチャンスもあるでしょうけど、なわとびだとそうもいきません。連動しない信号は、そこで動きが途切れるのが現実です。
ただ、とっかかりになるポイントはどこかにあって、まずはそれを前面に出せればよい。そういうのが「まとめ」でしょう。僕の場合、ポイントだけでは理解しきれないので、そこに言葉を重ねていくのがいつものスタイルです。それでも最後は一点(ポイント)に集約して、最初の一文につながる。
この積み重ねで1つの動きができあがれば理想的ですね。
動画だってサブタイトルがつきそうです。
たとえば、ベルギー大会2021のこの演技。
自分の中では「TS演舞」と拍手を送りたくなるほど、きれいなTS系(背面交差)の技の印象が抜群でした。背中側であんなに見事にリリースが回るのは初めて見た気がします……。ベルギーやオーストラリアのジャンパーには、体操系のしなやかさがそのまま技として躍動するような心地よさがありますね。
速い技だと、それは一瞬のできごと。
その印象を、語呂(ごろ)に合わせてタイトルに並べました。「サブリミナル効果」って、本当はもっと一瞬、コマ送りしてやっとその画像がわかるくらいの映像を見せて、その人の深層とか無意識下にひそかに植えつけるようなことを言うので、ぱっと見のサブタイトルくらいじゃ同じとは言えないかもしれません。
それでも、検索結果その他で一瞬目に入って、話が気になるくらいのことがあればいいかなと思います。[過去話]にもまとめを加えることで、改めて浮かぶポイントがあるかもしれませんしね。
サブリミナルといえば、ゲーム『クロノクロス』のオープニングの終盤で、本当にコマ送りレベルでダークセルジュが映ってるんですよね……。幼い子の描いたルッカの絵に目を奪われがちですが、プレイしてだいぶ年月が過ぎたころ、何の気なしにコマ送りで初めて気づいて身震いしました。
名曲の「時の傷痕」と合わせて毎回のように見ていたオープニング。あのころ、知らずに打ちこまれたくさびがあったのかな。4年前にあの曲で演技したときは、目の前の技で精いっぱいでしたけど。