とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

275 サイドスイングのどこで跳ぶか?(1)

今回は「サイドスイングのこと」。

サイドスイングのどこで跳び上がるのか?

最近、部分的な動きを見直す中で、サイドスイングとジャンプのタイミングが気になりました。サイドスイングで始まる技が多いわりに、ずっと「これだ!」というタイミングを持たないまま、やってきたからです。


サイドスイングが上がると同時にジャンプする。

やっぱりここに行きつくのかな、と思います。

縄の動きと体の動きが両方とも上に向くので、動きとして合っている気がします。とりあえず、跳び上がる時点でじゃまするものがないのです。

なわとびは、「体は上がるのに腕は下がる」反する動作だと言われます。

普通、跳び上がるときには腕も振り上げてその勢いを借りるのに、なわとびは逆なのだという話ですね。

ジャンプ時に腕を下ろすと、跳び上がる力のじゃまになるんでしょうか。

そのへんはよくわからないのですが、サイドスイングについては、同時にジャンプすることで「体も縄も上がる」ので反する動作にならずにすむんじゃないかと思うのです。

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ただ、これには問題があって――。

「そのタイミングで跳びきれるのか?」という問題です。

当たり前の話かもしれませんが、上の跳び方だと、ジャンプしてからサイドスイング1回転分+残りの動きになります。跳び上がるのはいいけれど、それだけの多回旋を跳べるだけの力があるのか?

これは、僕自身がサイドスイングをずっとごまかして跳んできたから思うことです。要するに、サイドスイングが回ってきてから、初めて跳び上がって技に入っていたんですね。サイドスイングから技に入るときに、どうにも縄の勢いをつけられなくて、そうなってしまいました。

でも、同時にジャンプするなら、もうごまかしはききません。

上で書いたように、たしかに縄も体も上がるやりかたは抵抗なく上へ跳べるので、すこしは縄の勢いや滞空時間がつけられる気がしています。上への力が一体化した跳び方で、サイドスイングをごまかさなくてもよくなればいいなーと思います。

それとは別に、今までのサイドスイングをごまかす跳び方からタイミングを変えようと思った理由があります。それは次回で。