2016-01-01から1年間の記事一覧
今回は「1年のこと」。 ブログを始めて3年、なわとびを始めて5年がたちました。 去年の最後のブログで、自分の実力に行きづまりを感じた話を書きました。1年たった今はどうかというと――、 あんまり変わりませんでした……。 この1年で試したことや気づい…
■ 「回ってくれる」縄を使おう 今回は「縄のこと」。 やっぱり、いい縄はいい跳び方につながります。 児童館で交差とびが2回くらいしか跳べなかった子。僕の縄(いわゆる韓国ロープ)を貸したら、いきなり5回くらい続きました。そこからも、コンスタントに…
今回は「基本のこと」。 いまだに油断するとTJが跳べません。 TJO――いわゆるTJ4重が跳べればTJは軽く跳べるんだろうなと思います。順番がおかしい気もしますが、TJ4重を跳ぶならTJなんて通過点だろ、軽く跳べるだろ、みたいな発想に、いっと…
今回も「予備跳躍のこと」。 予備跳躍にもいろいろタイプがありますよね、という話の後半です。 前回は小さなジャンプやステップを予備跳躍にしたときの効果や気をつけたいことを書きました。おおまかに言えば、体の準備ができるということでした。 で、残る…
今回は「予備跳躍のこと」。 予備跳躍にもいろいろあるなあと思いました。 もともと、予備跳躍は、「2重とびの前に3回前とび」とか、「はやぶさの前に2重とび」といった、技に入る前の準備として跳ぶのが一般的です。 いきなり跳ぶと縄がついてこないので…
今回は「つなぎのこと」。 昨年の全日本選手権の、中高生の部フリースタイル1位の宮本智裕さんの演技です。 僕が一番すごいと思っているのは、リズム感です。 きれいに音に合わせていると思いました。演技が音楽と同じリズムを刻んでるんです。レベル5くら…
■ 子どもは自分たちで考える 今回は「クラブのこと」。 学校のクラブでトラベラーを教えていたとき、子どもがおもしろいことをしてました。 縄をまとめて伸ばすと…… とび「え、なにやってんの」児童「長さ比べてるの!」 ……ああ、長い縄を選んでるのか! ト…
今回は「ブログのこと」。 実は、今回でブログを終わりにするつもりでした。 数か月前に、ちょうど200でこれからどうしようなんて話を書いて以来、ぼんやりと終えるタイミングを考えていて、このまえ公園で練習しているときに、「そろそろやめてもいいかな」…
今回は「カブースクロスのこと」。 最近、3か所でカブースクロスを教えました。 といっても、学校のクラブと、いつもの児童館2か所なんですが……。 まずは、クラブで配ったプリントから。 例によってデジカメのつぎはぎですみません。 初めて見せると、反応…
今回は「かえしとびのこと」。 かえしとびは初めて跳ぶ人が混乱しやすい技です。 ほんとは跳んでなくて、ほぼ手だけの技――のはずなんですが、それまでの技に比べて、いきなり動きが多くなります。しかも、右手と左手の動きが違うし、どこを回しているのかぱ…
今回は「リリースのこと」。 前回、体のクセで体勢や縄がゆがむので技が続かないと書きました。 リリースが(特にキャッチで)うまくいかない原因もそこじゃないかと書いたんですが、いろいろ試すうちに、どうも正解に見えてきました。 体の傾きと、縄の傾き…
今回は「不連続のこと」。 不連続。続かないということです。 自分がうまく跳べないのには、「続かない」ところに原因があるように思えました。 個人的な問題なのかもしれませんが、今回はそんなことを書いてみます。 1つは体のクセの問題。 以前、142 体幹…
今回は「単縄のこと」。 前回、なわとびは新体操にもつながりがある話を書きました。 新体操が従来の体操と違うものとして「新」体操と名づけられたなら、単縄やフリースタイルは「新」なわとびと言えるかも……なんてことも書きました。 ところが、新しいと言…
今回は「新体操のこと」。 今まで知らなかったんですが、新体操にもロープがあるんですね……。 なわとびの、特に演技的な部分に新体操のイメージはあったんですが、僕はとりあえず、体が柔らかい動きがあれば新体操っぽいと思ってしまうくらいでした(笑)。…
今回は「児童館のこと」。 月1回の児童館のクラブを、今月は1人でやることになりました。 もう1人が急な都合でその日はお休みされたんですが、それに加えて、いろいろと思ってもみないことがあった日でした。 その1・人身事故で電車が止まる いきなり出…
■ 片足ラップ切り返しステップスルーからの後ろ回し 今回は「技分析のこと」。 韓国のなわとび選手の動画から関連動画を見ていたら出てきたものです。 動画タイトルを翻訳してみたら、「音楽縄跳び-2014年最優秀作品!!」と出ました。 他のジャンルもあるのか…
■ 跳ぶ前に形を作るのはブレーキ 今回は「TJのこと」。 前回、縄は下へ、体は上へ、という姿勢がいいのではないかと書きました。 体は上がりながら、反発するように縄が下向きに勢いがつきます。これが、上手な人の言う「腰から上をまっすぐ」というフォー…
今回は「フォームのこと」。 たまに気持ちよく縄が通るときがあります。 跳ぶときの技術は、タイミングとか、そこから生まれる縄の勢いとか、いろんな要素が組み合わさるんですが、今回気づいたのは、フォーム――姿勢です。 なわとびでは、よく「腰から上をま…
今回は「アクセントのこと」。 フリースタイル競技のアクセントって、1拍目にあることが多いです。 とりあえず、「ドラムなどのリズムパートがダン!と大きく鳴らしたとき」をアクセントという意味で書きます。メロディパートの楽器やコーラスが音量を上げ…
今回は「空想のこと」。 すこし前に、三崎亜記さんの『玉磨き』という本を読みました。 ただひたすらに玉を磨き続けることを伝統産業にしている人、通勤用の観覧車に乗る人とそれを造った人、何に使われるのかわからない部品を分担して作っている人……などを…
今回は「児童館のこと」。 児童館のなわとびクラブで子どもになわとびを教えています。 教えている、というと聞こえはいいのですが、202 クラブ×クラブ(2)で書いたように、遊んでいる時間のほうが多いです。 最近、改めて気づいたことがあって、A児童館…
■ 手元の縄をガード 今回は「縄の調整のこと」。 夏祭りの演技のあと、縄を短くしました。 前回の腕の開いたフォームのままだと、いつまでたっても短い縄にはできないと思ったからです。短い縄でひっかかりたくなければわきをしめるしかない ―― 縄を短くする…
■ わきをしめればうまくいくのか? 今回は「開いた腕のこと」。 なわとびはわきをしめるといいそうです。 よく言われますよね。たしかに小さな子はわきをしめず、腕を開いて回すフォームを多く見ます。逆に上手な人は、わきをしめて、コンパクトに回していま…
今回は「アドバイスのこと」。 以前、こんな話を読みました。 おぼれて泳ぐのが怖くなってしまったお子さんが、もう一度泳げるようになるまでのお話です。怖かった気持ちを乗り越えたお子さんにも、ずっと心配していたお母さんにも、よかったねと言ってあげ…
今回は「演技のこと」。 学校の夏祭りの職員出し物で、なわとびパフォーマンスをしてきました。 (すみません、明るさ加工はしましたが暗いので、パソコンの明るさ調整などでなんとかしてください……) (動画はその後削除したので今は見られません。すみませ…
今回は「腕前のこと」。 世界大会の動画をちょこちょこ見ていて、改めて感じたことがありました。 多少雑でも、必死に跳んでいる姿は「観客」として見ごたえがあります。一方、ささっと後ろ回しの背面クロスクロスをしているとか、軽々と4重系を跳んでいる…
今回は「TSのこと」。 人と練習していて、後ろSCTSがうまくいかないという話になりました。 やってみると、たしかに最後のTSがひっかかって通りません。 実は、僕はそれ以前に後ろのSOTSもあまりできません。やっぱり、最後のTSがひっかかりま…
■ 苦手な片手に愛の手を 今回は「感覚のこと」。 エアなわとびってありますよね。 縄を持たずにジャンプだけして、なわとびのフリをします。一般的には、縄がなくてもできる全身運動みたいなもので、ちょっとしたフィットネスです。 なわとびする人も、動き…
今回は「ジャッジのこと」。 フリースタイルなわとびのジャッジについて、興味深い話を読みました。 ふっくんさんが、今年の世界選手権でジャッジ(審判、判定)をしたときの感想だそうです。 サイドスイングの判定については以前から聞いたことがありました…
今回は「見る力のこと」。 ヨーロッパの大会の動画で、SEBOOOを跳ぶシーンを見ました。 フリースタイルの中でそれをやってしまうのもすごいんですが、よく自分もそんな技を目でとらえることができたなと思ってしまいました。 なわとびの動きは、特に高…