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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

102 おひろめクラブ

学校のこと

今回は「クラブ発表会のこと」。

久しぶりにクラブの話です。

実は、2月の末でクラブは全時間終わって、発表会も済んでしまいました。運動系のクラブを含めて、ほとんどのクラブが作品や活動記録の展示で発表する中、給食の時間に全校放映したのは、なわとびクラブだけでした(笑)。

子どもの反応が見たくて、行ったのは職員室に近い4年生の教室。クラブの子もいるクラスでした。反応は……。


おもしろがってもらえました!

発表会前のクラブの時間に撮影した、30秒の自由跳び。2重跳びやはやぶさが多かったものの、きれいに跳んでいる子には「うめえ~」と声があがり、クセのある跳び方をしている子には「なんか変わってない?」と笑いが起こりました。

それだけ、「1人でいろんな技を跳ぶ」姿が珍しかったのでしょう。

学校のなわとびは、基本的に、1つの技を何回連続で跳べるかの世界です。見る側は、回数は気になるものの、同じ技が続くのがわかっているので、そこは退屈といってもいい部分です。

でも、クラブの子たちが跳んだのは、どこでどの跳び方が出てくるかわからない演技。学校の子たちは、これだけで、こんなに新鮮に見えるんですね……。そういえば、うちの学校には、連続技のイナズマも知られていません。

新しいものが伝わった瞬間を見たようで、1人でちょっと胸が熱くなりました。


跳んだクラブの子たちは、それぞれ努力したと思います。

こちらは、できる技を組み合わせて跳ぶように伝えただけです。一応、まっちゃんのブログを参考にして、フリースタイルっぽい3つの流れ(力のいる技→中継ぎ→得意技からフィニッシュ)をプリントに書くこともクラブの中でやりました。でも、あとは、あまり口を出さずに、子どもたちのやる気に任せました。

もともと、それなりに跳べる子たちだったので、2重跳びやはやぶさが大半になりました。ほんとは初めて知った技をたくさん入れてほしかったんですが、クラブの時間だけで覚えるのは、ちょっと無理でしたね……。

それでも、クロスフリーズリリースや、回転跳びを取り入れた子もいましたし、たくさんの子がフリーズ系の技でフィニッシュしてくれました。アームラップとクロスフリーズは、じわじわとクラブ以外の子にも広がってるみたいです(笑)。

撮影していて思ったのは、子どもにとって恥ずかしさとの勝負だということ。リコーダーとか、マット運動とか、人前で見せる経験はあっても、堂々とできる子なんてほとんどいません。撮影のときは、逃げそうな子をのせるのが難しかったですが、跳んでる姿は立派でした。跳ぶ努力より、挑戦した気持ちを、もっとほめてあげたかったですね……。

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もうクラブは終わってしまって、伝えられる機会はそんなにありません。

でも、全校で動画を流したとき、ひっかかった瞬間とか、ちょっとあせる姿とか、思わずからかわれそうな場面でも、変なことを言った子はいませんでした。もし自分がそうだったらつらいとわかっているし、動画の中で、それでも挑戦している姿に、悪口なんて言えなかったのだと思います。

それは、見ている人たちの音のない拍手です。「恥ずかしいのにこれだけ跳ぶなんて、こいつちょっとだけエライよな」と、見ている人に頭の片隅で思ってもらえたでしょう。本当に言ったら自分がからかわれるので、絶対言わないと思いますが、そこがあの子たちへの褒め言葉ではないでしょうか。

直接伝わることはなくても、見えないところでもっと認めてもらえていたと、僕は思っています。

みんな、いい演技だったよ。