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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

126 声かけ・かけ声・タイミング

今回は「音とタイミングのこと」。

タイトルと1行めで今回の話はまとまってますが、お付き合いください(笑)。

クラブや児童館のお手伝いで、ひさしぶりに子どものなわとびを見ました。アドバイスを言葉にするのは難しいものの、簡単な声かけは効果があるように感じます。

声かけで、子どもがタイミングをつかめるからです。


015 黒子のなわとび指導

もう1年半も前に書いた話になりますが、あのころも、同じことを書いてますね。

跳び続けるとずれてくるタイミングを、そばで声をかけることで、一定のリズムに持っていきます。「はいっ、はいっ」でもいいし、「3、4」と数えてもいいです。まだ自分だけでタイミングを合わせづらい子にとって、かけ声という「音」は、困ったときの目印なのです。

センスのある人は、縄の勢いや、地面を蹴る足の感触で、縄を回すタイミングをつかめるのでしょう。でも、感覚の力は人それぞれです。力のある人以外は、感覚とは別の手段で、タイミングをつかまなければいけません。

「かけ声をよく聞いて」なんて言いません。声に合わせて跳べるうちに、まず回すタイミングがわかるでしょう。2重跳びなら、「間」もなんとなくつかめるはずです。

できればここで、「声なしで合図だけ」のステップを入れたいです。手を上下させるだけとか、その程度で十分です。何が狙いかというと、自分の音を知ってもらうためです。

跳べるときはどんな縄の音なのか。どんなリズムでジャンプしているのか。

これを知ったとき、もう声かけも合図もいりません。今度は、自分の音を頼りに跳べるようになっています。理想の音を得たとき、その子はタイミングも身につけていることでしょう。 

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音はいろんな場面で人を助けていますね。

8の字の「はいっ、はいっ」というかけ声はチームのペースを明示しています。
ダブルダッチのBGMは回し手と跳び手のリズムを共有させています。

最近、後ろのトード・Oがすこしずつ成功しています。まだダイレクトでないとうまくいかないんですが、ついにできました。前回こうじさんにアドバイスしてもらって、だんだんと縄が通るようになってきました。

これも、音が見えてきてから一気に成功に近づきました。

音が見える――跳べるときの音がわかるという意味です。縄が通るまでもうすこしというとき、「ヒュンヒュオヒュンッ」という音が出せればいける、と気づきました。文字じゃわからんと言われそうですけど、自分にとってはこの音なんです(笑)。

3重跳びもそうですが、今まで覚えた技も、きっと、音からタイミングを知ったものが多いんでしょうね。

音は、タイミングにつながる自分へのかけ声です。