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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

247 王道? 邪道? かがみスタート

今回も「姿勢のこと」。

前回の最後に書いた、足の下の空間を使いやすい跳び方の話です。


かがんだ状態から跳ぶ。これです。

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始めから足の下に手が近いですよね。とにかく足の下に手を入れたいと考えるなら、理想が簡単に近づきます。

使えそうな技は、後ろ3重とか、後ろのAS、CLが入る技でしょうか。

何しろ、跳びはじめの段階で、足の下に手を入れやすいのです。普通は、跳び上がる途中のどこで足の下に手を入れるか? がポイントになります。それが1つ解消されちゃいます。そうなると、他のポイントに集中できますね。

後ろ3重は関係あるの? と思われるかもしれませんが、よほど上手な人でないかぎり、前回しよりも後ろ回しのほうがひざを曲げて跳ぶのではないでしょうか。

つまり、かがんだ姿勢に近いわけです。縄が足の後ろ側に来るタイミングでひざが曲がっていないと、足に当たってしまいます。かがんだ状態から跳べば、ひざを曲げるタイミングに苦労しません。始めからひざが曲がっているんですから(笑)。

慣れないうちは連続で跳びたくてもしゃがみ着地になりますが、それって次の1回をかがんだ状態から跳びはじめるわけで、空中でフォームを作るよりもラクだったりします。


ただしかっこわるいです。

普通に、まっすぐ上に跳んだ状態から同じことをするなら、跳んでる途中で足を上げるか前にかがむかしないといけません。

かがんだ姿勢から跳びはじめたら、「空中できれいにその姿勢を作れないから、わざと体をかがめている」のが見え見えで、とてもうまいとまでは思われないでしょう。

でもしかたありません。最初はかっこわるい姿勢しかできません。

トードだってそうです。もっと初心者にさかのぼれば、あやとびだって、普通の前とびだって、最初はタイミングもとれなければ、バランスもとれなかったはずです。

それが慣れれば、だんだん普通の姿勢から技に入れるようになります。足の下に手が行く技でも、上手な人ほど、普通のフォームから空中で足の下に手を入れています。そこに行きつくための、「慣れない最初」はどうしても経験しないといけません。

大会の子どもの演技を動画で見ていても、きっと将来トップクラスになりそうな子でも、かがんだ姿勢から跳びはじめるシーンは多いです。でもいつかは、当たり前のように普通の姿勢から後ろSASOとか跳んでしまうんでしょうね。


前回の最後に「王道なのか邪道なのか」と書きました。

最初は王道だと思います。だんだん慣れてくると、フォームがきれいじゃないので邪道に思えてくる。そんな感じの跳び方ではないでしょうか。

邪道とは言ったものの、ムリして始めから上手な人のように思いきり体をかがめると、ケガするかもしれません。それなら、まずは1回だけでも跳べる感覚をつかむために、かがんだ姿勢から跳びはじめてもいいんじゃないかなと思います。

ただし、どんな姿勢からでもケガはつきものです。

強引な体の持ち上げ方や、衝撃を忘れた着地には、くれぐれもお気をつけて……。