とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

310 回転フリーズ

今回は「回転フリーズのこと」。

そういう名前があるのかわかりませんが、こういう技です。

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学校のクラブのプリントより。

前回しの姿勢から縄を手首にかけるだけのポーズに回転を加えたものです。


解説はプリントで書いてあるので、本文はほぼ雑談で……。

回転抜きだと、フリースタイルの最初でこれかこれに近いポーズを使っているのをよく見ます。手首からほどくだけで基本の状態(前とびに入る姿勢)になるので、使いやすいのかもしれません。

実は、このポーズを覚えたのは1年前くらいでした。

5年以上なわとびしているわりに、ようやく覚えたに近い動きでした。これ単独で技紹介している動画は(たぶん)なく、手首に縄をかけるだけで目立つわけでもないので、あまり気づかなかったのだと思います。

ある日、この動画を見ていて、初めて「ん?」と思いました。

超人プロのパフォーマーとしての三村大輔さんの動画のようです。0:40の最後のフリーズですね。後ろからアップで見たことはあまりなくて、そういえばなんでバシッと決まるんだろう……と思ったのがきっかけでした。


去年の今ごろ作った演技では、これを最後の決めポーズにしていました。

動画はもう公開してませんが、イラストはちょうどそのポーズですね。

僕の演技は最初と終わりのポーズをなるべく同じにして作るようにしていたので、もともとはそのポーズを考えているうちに採用した動きです。回転を加えたのはワンポイントをつけたかったからです(笑)。

去年の夏祭りで跳んだ演技でも、メロディが切り替わるところでこのポーズを使いました。「クロノ・トリガー」という曲のCメロ2回目の最後 ―― というとわかる人はわかると思います(実際に使った『LAST SQ』のアレンジ版もB1→C1→B2→C2の部分は同じです)。


途中がかえしとびに近いとも聞きました。

縄を後ろから横回しで前に持ってくるので、一方の手が後ろに来る瞬間があります。そこがかえしとびの前後交差に近いのでしょう。

僕は気づいていなくて、プリントもそこにふれてません。かえしとびが苦手な子もいるので、かえってよかったかも……。逆に、クラブでやったときは、横回しがうまくできず縄が前に来ない子もいたので、片手が後ろ状態を伝えるのもありでしょうね。

すこしミスしやすいのが、技から続けてこの動きをするときです。

この動きに入る前の技で縄に勢いがついていて、上に回ってしまうと、「前とびの姿勢」をとれません(ときどきやります……)。「縄を後ろでとどめておく」のが意外と難しいことに気づけます。

ちなみに、後ろ回しの姿勢から背中側で縄をかけることもできます。見えないぶん、ちょっと(だいぶ?)難易度が上がります。