今回は「クラブのこと」。
学校のクラブで見つけたひらめきや発見、その2です。
クロスフリーズリリース
これ、子どもにはちょっと不利です。
背が低いので、クロスフリーズから片手を離してグリップをぐるっと回したときに、グリップが地面に当たってしまうんですよね。
手を高く上げるのが解決の1つですが、クロスフリーズリリースを覚えたばかりだと、手が高いせいで力のバランスを取りづらくなります。ここまでは、「教えるのはいいけど身長的に難しい」といういつもの展開でした。
そこで児童が目をつけたのが、高い場所。
うちの学校は体育館が運動場よりすこし(50cmくらい)高い場所にあって、敷地のコンクリートに地面から上がれます。
何かの舞台かという勢いでみんな上がりました(笑)。なるほど、ここなら下に余裕ができるので、地面に当たりません。こうやって「場所を作ればいい」のか……。体育館のステージの手前でもよさそうです。
かえしとび
今までなんとなく気づいていたことですが――。
動かさなくていい手を動かして「自滅」している!
いろんな動きがつながるのでややこしい技です。でも、最初に覚えるときは技の大部分を片手で回してしまう技なんですよね。
そこをもう一方の手で崩さないようにするには、どんなアドバイスが有効なのか。
動かさないほうのわきの下にタオルをはさむとか、動きそうになっても声をかける余裕があるくらいゆっくりな動きでやるとか……。
これはまだ、ポイントは見えても手立てがはっきりしないところです。
耳から水。
跳んでたら「耳から水が出た」という子が……。暑い日の午後だったので、一瞬、体に危険な状況でも起こったのかと身構えたのですが――。
「もしかして、5時間目プールだった?」
「うん」
やけに髪が濡れてると思ったんだよ!(笑)
というわけで、プールのあとはなわとびすると、耳に入った水がきれいに取れるそうです。すっきりしたのに、また汗をかくかもしれませんが……。