■ いろんな組み合わせで練習しよう
今回は「イナズマのこと」。
2重跳び、2重あや、2重交差の連続技を「イナズマ」というのだそうです。
検索してもそんなに出てきませんが、その呼び名で紹介しているページがほんのすこしありました。
これ、やってみると結構難しいです……。
そもそもやったことなかったんかい、とツッコミが入りそうですが、不思議とこの組み合わせで連続技にしたことがなかったんですよね。
タイミングのとりかたに自信がなくて、避けていたんだと思います。
連続して技を跳ぶとき、その人にとって「つなげやすい流れ」になりがちです。逆に言えば、その流れ以外はひっかかる心配があるので避けているとも言えます。
今回、イナズマに挑戦して、特に2重交差の前後でもたつきました。跳べることは跳べますが、同じテンポで2重交差に入れません。わずかに縄の動きを緩めて、自分なりのタイミングに持ってこないと、すぐひっかかってしまいます。オープンに戻すときも、縄がV字に近くなって、跳べる範囲がせまくて苦しいです。
自分が逃げてきた動きだと、よくわかりました。
たしかに、僕のフリースタイルの構成で、オープンとクロスの連続は少ないです。だいたいサイドスイングや、いったんオープンに戻して初期状態にするみたいな動きを使っていました。
レベル2の基本に返った感じですが、基本ができていなかったということですね。
最近は、必ずここに時間を使うようになりました。細部でクセになっている部分を見つけて、さらにそこをどう直していくか。自信を持ってできるまで、また月単位で時間がかかるかな……。
一方で、2種類のはやぶさを使ういい機会になってます。
なわとびを始めるまで、はやぶさってCO(クロス→オープン)だけだと思っていました。たしかにOC(オープン→クロス)もありますが、子どものころは見分けがつかなかったんですよね。今でも、連続技の中で見分けられるのかといったらあやしいですが(笑)。
タイトルのように、僕はイナズマを、OO、CO、CCの順に跳びます。そこからOOに戻って、3つで1セットというのが基本的なイナズマ(?)でしょうか。
このへんは組み合わせが自由で、OO→CCにしてもいいのですが、特に何セットも跳び続けるとき、COとOCの「つなぎ」としての使い方がおもしろいです。
一見、OO→OC→CCや、CC→CO→OOのほうが前後のフォームが同じで跳びやすそうですが、僕は逆に苦手なのがわかりました。特に、交差状態からCCやCOを繰り出すと、勢いが今ひとつ……。腕を開く・閉じるという勢いに頼ってきたわけですね。なので、個人的にはOO→CO→CC→OC→OO→……とやるのが、一番縄の勢いを保てます。とびまる式安定板イナズマとでもいうか(笑)。
もちろん、これじゃ苦手に対する練習にはならないので、いろいろ試しています。跳びながら、4種類の中からアドリブで技を選ぶのも、なかなかいい練習になります。
スロットかリングコマンドみたい(笑)。
とっさの判断と、縄の動きを切り替えてコントロールする力の練習にもなります。
後ろイナズマは、さらにうまくできないので、そちらも練習のたびに苦戦しています。1回旋なら、さすがに大丈夫なんですが……。
レベル2が基本なのかわかりませんが、基本は大事ですね。