とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

132 3度めのパフォーマンス

今回は「パフォーマンスのこと」。

名古屋市で開かれた「みんなでJump! vol.5」でパフォーマンスをしました。

今回は、こんな演技になりました。

  (動画はその後削除したので今は見られません。すみません)

使用曲はゲーム『朧村正』より「雪月風花・吽」です。曲のテンポは速いほうなんでしょうか。改めて見ると、動きがせわしなくて、かなりばたばたしてますね……。

ただ、これまで人前で跳んだときと違って、演技後はあまり苦しくありませんでした。

過去に人前で跳んだときは、2回ともミスだらけで失敗でした。みっともない気持ちでつぶれそうで、苦しかった記憶のほうが大きいです。今回も同じ結果になるんじゃないかと、不安と緊張で臨んだ演技でしたが、ミスにぶつかりながらなんとか跳びきりました。

時間のかかるミスが入ったものの、見てくれた人たちにいい反応ももらえましたし、何より、今までみたいに演技が途切れすぎなかったのが一番……。

やっと、演技のあとで「跳べた」と思えました。

最低限の話かもしれません。でも、それすら今までできなかったんです。3度めで、ようやくここまで結果を出せました。


そのおかげか、今回はいろいろ反応をもらえました。

2段式にしてみたウィンドミルスピンで盛り上がりましたね。演技中に拍手してもらえたなんて初めてです。これだけでも、演技したかいがありました。

「ここでウケるの!?」とちょっとびっくりした記憶がありますが、たしかに、一番ハデなシーンですね(笑)。ウィンドミルスピンは好きで入れてますが、パフォーマンス向きの技なのかもしれません。

「わかる」技を1つ、手に入れた気がします。

イベントのあと、「通るとは思わないところで縄が通ってびっくりしました」とも言ってもらえました。「2回も」とおっしゃってましたが、どこでしょうね(笑)。

安易に珍しい技を見せればいいわけではない、と聞いたことがあります。僕はまだ、喜んでもらえたならまずは成功、という腕前。これをもっときれいに見せて、珍しさだけの演技にならないように心がけたいです。

イベントに参加した子どもにも、演技後には声をかけてもらえました。それまでは、ただのスタッフの男の人だったので、演技を境に雰囲気が変わったのがうれしかったですね。イベント最後で跳んだので、解散までのわずかな時間でしたけど(笑)。

なお、この日の名古屋は35.4度……。扇風機と開いた窓だけのフロアで、みんな汗だくでした。そんなイベント最後の時間で、ミスも多々あった演技に声や拍手をくださったみなさん、ありがとうございました。


そして、当然のように課題が並びます。

もうすこしこの演技で続ける予定なので、あの慌ただしさはなんとかしないといけませんね。あとは、縄のからまり(多かった……)とか、腕が開きすぎなフォームとか。

予備跳躍で縄を安定させることや、ミスしたらどこかで技をあきらめることなど、過去に失敗の対策として考えたことは、意識して練習してきました。完璧な場合の構成を書いてないのでわかりづらいですが、今回の本番でも、この2つの対策ができているシーンはあります。

そういう点では、以前よりは落ち着いて跳べたと思います。でも、見てのとおり、崩れれば危ういシーンもありました。まずは、気づいているところから直していきたいですね。


もともと、ダブルダッチメインだった今回のイベント。

本来なら、その体験記がメインのはずなんですが、ようやく人前でここまでできた気持ちが強くて、まずはこちらを書きました。

ちょうど半年前に、うまく跳べなかったのと同じ場所で跳んだ2分半。

次につながるものであってほしいです。