とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

456 冬舞台・再演

今回は「演技のこと」。

今の学校で、初めて全校の前で演技をしました。

曲はゲーム『大神伝』より「大神伝」。165秒で6ミスという結果でした。

大半の技は見せられたのと、やはり、児童も先生も単縄の演技を初めて見た人ばかりだったおかげか、けっこう驚いてもらえました。

「なわとびシーズンに全校の前で何か」という話自体はだいぶ前にもらっていて、練習で跳んでいた演技を使うかどうか、12月くらいまで考えていました。演技がだいぶ慣れてきて、思いきって再挑戦した結果がこれでした。


今回ほど、終わってからのギャップに葛藤したことはありません。

ほめてくれるみんなと、満足しきれない自分とのギャップです。

6ミスの内訳は、どれも、技の終わりぎわに縄が通らなかったり当たったりして、「決めきれなかった」ミスです。そのすぐあとに決めるシーンがあったのがもたついて、余計に決めきれなかったシーンもありました。

たとえば、盛り上がったところで、SSOO、SCOO、クロスフリーズで決め! のはずがSCOOを跳びきれずにミスったとか……。

ところが、見た人からすると、ミスには見えたけれど、それ以外のインパクトのほうがはるかにすごかったので全然気にならなかったと、次々にほめてくれるんですよね。

その一方で、ビデオで撮ってもらったのを見て、やっぱり跳びきれてないし、縄を振りきれていない印象があって、やはりまだ実力はここか …… とへこむ自分。

ただ、このギャップが、「いいところを見てくれるみんな」と「よくないところばかり見ている自分」の違いが原因だと気づいたとき、沈み込む気持ちがそこで止まった気がしました。


見直しても変わるはずのない動画が、すこし違って見えました。

動きはきれいとは言えないけど、4重系をいくつか人前で跳べた。
頭上リリースやドンキーでどよめきが聞こえた。
跳ばずに縄を通しながら回転する動きは縄が踊っていた。

思えば、全体の9割は演技をしていられたのです。加えて、ここは見せられたかな、というシーンもいくつか……。

自分の中では、どうしても、普段見ている選手クラスの動画と比較した目線になってしまっていたのを、みんなの声が切り替えてくれた感じでした。

ここでもう1つ思い出したのが、今回は「見せるためにステージに立てていた」ことです。演技前に自分からマイクをもらって、たぶん何回かミスしますと正直に言いました。演技中も、大きな気持ちで、見せていると感じられるときが何度かありました。

自分の演技でなく、「観客への演技」として、今までよりも演技にのぞめていたと思います。どうしてなのか、よくわかりません。万全の自信があったわけでもないのに、姿だけは今まで以上に演技者でした。


よく考えると、学校で、曲つきで「全員の」前で跳んだのは初めてです。

人数も 600人近くいる前だったので、自分の単縄歴では一番大きな舞台になりました。単縄を知るきっかけになった先生が今、同じ学校にいて、10年の時を超えてこんな形になっていたとは …… と喜んでくださったのが幸せでした。

撮ってもらった動画も、すこしは自信のあるものになりました。ネット公開はしませんが、身近な人や、数少ない単縄仲間なら見せられるかなと思います。

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終盤に入れた、黒野寛馬さんの(?)リリースから背中でグリップを止める技。いったん音楽が止まるところで決めたので、やはりインパクトがありました。演技に入れたのは初めてですが、きれいに止まってよかった……。

次があるかわかりませんが、跳ぶ姿勢を正したり、もっと思いきって回せるようにしたり、「次の練習」にはつなげていきたいと思います。