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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

196 どうなってるの、この動き?(5)

今回は「技解説のこと」。

動画を見ていると、試したことのない動きが多いです。

練習で毎週1つは新しい動きを試してますが、こうやってテーマにするのは3か月ぶりでした。

今回は、Tori Boggs選手の2012年の世界選手権の動画から。

この 0:24 あたりでやっている、かがんだ姿勢で縄を通しながら360度回る動きです。

World Jump Rope 2012でも同じ演技をしている動画があります。0:46 あたり。ちょうどカメラのアングルが変わって、こちらも後ろからの映像になっています。

ややこしそうに見えますが、ざっくり言うと、片足を通す→背面サイドスイングを左右→前に戻して跳ぶ、という動きに体の回転が加わってます。この動きの前後のプッシュアップは抜きで見てみましょう。


イラストは前からにしてみました。

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1.かがんだ状態で、前回しで右足だけ縄を通します。

 イラストのように、腕はオープンです。

2.左に回りながら、手は背面サイドスイング(左側)をします。

 ややこしければ、回転なしで、手だけにしてもいいでしょう。
 軸足は左足になっています。体の後ろで、軸足側にサイドスイングしています。左手は股の下から後ろに出して、右手は外から背中に回しています。体の回転も加えると、軸足・縄を振る方向・右足を回す方向、これらすべてが左に寄ります。そこを気にしておくと、それぞれの動きを1つにまとめやすいでしょう。

3.今度は右側に背面サイドスイングをします。

 まだ、左手は股の下です。右手は2のサイドスイングで背中に回ったところから、右側面に戻してきます。体の回転を加えるなら、だいたいこのあたりで180度回った位置になります。

4.股の下から縄を前に戻します。

 背面サイドスイングで右側に行った縄を、後ろ回しの軌道で股の下を通します。
 左手はあまり動かさず、右手だけでこの動きを取るといいと思います。縄が股の下を抜けて前に来たとき、左手は内股、右手は右足の横にあります。
 このあたりで、右足はもう上げずに、軸足も右足に移すといいでしょう。

5.前に戻った縄を、左足の前に浮かせます。

 4のときに、縄の軌道が体の右後ろから左前に行くようにしておくといいでしょう。
 この段階で、今度は右手が股の下からグリップを動かしている形になります。後ろから股の下を通している形ですね。

6.左足を上げて、前回しで縄を通します。

 5で浮かせた縄を前回しに切り替えて、左足をの下を通せばフィニッシュです。
 4~5で軸足が右足に移っていれば、ここで左足を上げるのが急にはならないでしょう。


この技説明シリーズ、144で1つめを書きました。

あのときも、かがんで片足を通すところからスタートする動きでした。今回の話を書いていて、144の動きを思い出すことが多かったです。

あちらの動画は名前がわかりませんが、跳んでいる女性がよく似ているので、あれもTori Boggs選手なのかもしれませんね。

体操系の動きを始め、動きがきれいで、見せるのを意識した場面も多くて、自分でも跳んでみたくなる演技をするかただと思います。