今回は「跳び縄のこと」。
また縄が切れました。
冬~春で10回近く切れました。079 韓国ロープは切れても跳べるで書いたように、昨年あたりから、ずっと韓国ロープを使ってます。内部の糸でつながっているので、気づくまで切れてることがわからないんですよね(笑)。
一応、ビニールテープで巻いて1時間くらい跳んでも大丈夫なので使い続けていますが、さすがに縄の途中が切れると、補修しても万全かどうかわかりません。それで他の縄を用意しました。
他の縄、と言っても、学校に置いてあった韓国ロープとインドロープです。さすがに、4月が始まってから、跳んでいる子どもがいないので……。
ひさしぶりにインドロープを使ってみたら、だいぶ感触が違いました。そして思ったこと。
縄を替えると自分のクセがわかる。
クセというか、韓国ロープだとこういう回し方をしてたんだな、というのがよくわかりました。
特にリリースの感覚が違っていて、インドロープは重さがある分、いつもの感覚で回すと思った以上の勢いで回ります。そのままキャッチしようとしたら、勢いがありすぎてつかむ前にグリップが胸を直撃(笑)。
イラストは大げさに描いたわけじゃなく、ほんとに胸の骨にクリティカルヒットでした(笑)。
それはともかく……。
ここからわかるのは、
・リリースしながら勢いをつけていた
・キャッチのための引っぱりが強かった
・キャッチが体に近かった
などでしょうか。遠心力を生かしきれず、体への寄せかたも強引ぎみだったのではないかと思います。それが韓国ロープで自分についていたクセ。
もちろん、重さに対応した回し方があるので、インドロープで気づいたことをそっくりそのまま韓国ロープで使えるわけではありません。韓国ロープで跳ぶときに見つめ直すきっかけという程度です。
ただし、どちらをメインにするかという点では、話が変わってきます。
インドロープの重さは、リリースなどの縄のコントロールで、韓国ロープよりメリットがあると思います。僕が上手でないせいもありますが、縄が重い分、勢いがついて、縄が緩む(ふにゃふにゃする)ことが少なくなります。
このメリットを重視して、インドロープを選ぶ人もいるのでしょう。僕も、ひさしぶりにインドロープでいろいろ跳びましたが、へたをすると、韓国ロープより安定していたくらいでした。
僕が韓国ロープに乗り換えたのは、インドロープだと3重系の技を回すのが大変だったからです。ちょっとフリースタイルを通すには腕の力がもたないかなあと自信がなくて、インドよりは軽めの韓国ロープにしたのでした。
2つを比べて見えてくる部分はいろいろあると思います。インドロープのほうがクセもカバーできて、重さを扱える力もある人なら、インドロープを選ぶでしょう。
僕は、重さがネックになった分、韓国ロープで縄をふにゃらせない練習が必要ですね。結構動画でも弱々しく縄が回ってるシーンがあるので……。
ひさしぶりに跳び比べてみたら、そんな発見がありました。