とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

298 後ろCLも手首は下か

■ 縄を足の下にコントロールする

今回は「後ろCLのこと」。

最近後ろSOCLが跳べません。

後ろSOCLOが通りそうなときがあるので、まずは途中の後ろSOCLまで ―― と思って試したのが運の尽き、なぜか悪いほうにハマりました。

とにかく輪が作れず、着地と同時に縄を踏み、ピンと伸びた縄で背中を強打して悶絶するという繰り返し。そのまま銭湯にでも行ったら、アブない趣味があると疑われかねません。

体が右に傾いて縄が斜めに走るという、いつものクセも影響しているっぽいので、「どんな人でもこれがポイント!」とは言い切れないのですが――。


やっぱり手首は下に向けないとダメか

「素早くその形に持っていく」のがいろんな多回旋技に共通するコツと聞きます。

CLだと手は足の下と背中。それぞれの位置にどれだけ素早く持っていけるかが重要になります。これは前回しも後ろ回しも同じ。

ただし、これは形を作るまでの素早さの話です。そもそも、ちゃんと形を作れないと意味がありません


では「どの位置」が理想的なのか?

CLは、手の位置が「足の下」と「背中」に分かれます。どちらも、「グリップを横に向けているとひっかかりやすい」と思います。

よくある、横に開きすぎる → 縄が高くなる → 足に当たるパターンですね。縄が縦に長く回れば余裕ができる。そのために、手首を下に向ける必要があるのかな …… と。

2023.9.26 追記:手首というより、「グリップを」下に向けるようにすると、自然と手が動くと思います。(こういう話になるのは、腕だけでフォームを作って、縄をコントロールできていないから)

後ろCLは、縄がすこし横にそれながらCLの形に縮まっていきます。

両手がXの字に収束していくASやTSと違って、CLは左右の手の高さが違うことで縄にブレが生まれてどうしても横にそれる ―― というのが自分の持っているイメージです。

なので、横にそれやすい縄の先を体の真下に持っていきたいのです。

前回のSEBCと同じですね。手首を下に向けることで、体の真下にコントロールしやすくなるかなと思います。

イラスト:後ろCLを後ろから見た様子。手首が横を向いている場合と、下を向いている場合。「手首が横」だと縄も横に張って高くなり、足に当たりやすい。「手首が下」だと縄が縦に長くなり、足の下まで通りやすい。

グリップをすこし下に向けてみる

もうちょっとスマートな方法があるのかもしれませんが、とりあえずこれです。引っかかったらそこでおしまいですからね。


前回と同じ、なわとびの基礎に戻った感じがします。

通せない縄をどうやって通すのか。手首のコントロール。同じ手立てです。

ここにもう1つOを加えて跳ぼうとすると、CLを通すときに勢いをつけられるかどうかになります。手首を下に向けて形を作って、さらに手首で前から後ろへ縄を回転させられるか。(2023.9.26 追記:ここも、「グリップを」動かすのを意識するとスムーズだと思います)

「勢いさえつければなんとかならないか?」と甘えたくなりますが、フォームから勢いまで、ねらってできるようになりたいものですね。