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とびまるの「なわとびのこと」

なわとびのことを書いたり描いたりするブログ。

217 ロケットでつきぬける

今回は「フォームのこと」。

たまに気持ちよく縄が通るときがあります。

跳ぶときの技術は、タイミングとか、そこから生まれる縄の勢いとか、いろんな要素が組み合わさるんですが、今回気づいたのは、フォーム――姿勢です。

なわとびでは、よく「腰から上をまっすぐにしなさい」と言われます。このあたりをどうやったらできるのか、どんな効果があるか、という話です。


まずは、どうしてできないのかという部分。

だいぶ前に、こんな話を書きました。

もう2年以上前になります。結局、今でも前かがみぎみに跳んでます。傾いた体がジャンプ(上への力)を押さえつけていると思いつつ、そういう姿勢にならないと技が跳べないままでした。

なぜか。縄が回らないからです。

腰から上をまっすぐにすると、縄を回す力が入りません。頭に当たるのが怖いというのもあります。すこし肩を上げて、肩からひじを固めると、力が入って回しやすい状態でした。

でも、「腰から上をまっすぐにしなさい」という話もあります。それもできる人がたいてい言っています。やりかたはあるはずですし、実際、その姿勢でうまくはまって、跳べるときもありました。

障害になっているのは、縄が回らないこと。縄が回れば、上体がまっすぐでも問題ないはずなのです。


縄は下へ、体は上へ。

簡潔に言うと、これがコツなのかなと思います。

なわとびの動きの、まさに本質なんですが、これが縄を回す力にも生きてくることに気づきました。

縄の回る力は遠心力で、遠くに行こうとする縄を手元のグリップで止めてピンと伸ばすことで勢いがつきます。反発に近いです。向こうに行くのを引っぱっているようなものですからね。

この反発は、「向こうとこちら」のあいだで生まれる力ですが、地面に対して「水平」
における、向こうとこちらと言えます。

でも、「垂直」においても向こうとこちらがあると思いました。

縄と体です。体が上に上がるのに対して、縄は下に向かいます。体=こちらから見れば、縄は向こうです。縄を持っている手が、上に上がる体に対して下へ離れるほど、回している縄も足の下へ回る勢いがつくと思うんです。

つまり、体を真上へ跳ばすほど、縄の作る輪をつきぬける力が生まれるということですね。

このとき、手は下に残します。そうすることで、体と縄が上と下に離れて反発=回る力が生まれるのだと思います。

腕に力を入れて回している状態だと、上半身が力んでいて、体をまっすぐ上に跳ばすのをじゃまします。力=手の動きは、下向きに、体を上を跳ばす推進力にするかのように、力を入れるといいのではないでしょうか。


動きを形にしたときに浮かんだのは、ロケットのイメージでした。

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縄の作る輪をつきぬける姿が、空気をつきぬけて発射されるロケットっぽく感じたのでした。

以前、2重跳びは縄が足の前に来たときに力を入れるといいという経験者の話を紹介したことがありますが、あのタイミングで、体を伸ばして上へ跳ばすと、フォームとしてはいい線までいける気がします。

SEBOあたりは、交差が複雑でも同じ理屈で、EBを通すときに体は上へ、EBの手と縄は下へ、と大げさにやってみると、ずいぶん気持ちよく縄が通ります。ただ、連続技の中だと体が不安定で、上体をまっすぐにするのが難しいです。なので、まだうまくいくときもある程度ですね。

そしてTJ。レッグオーバーが入ってくる技は、上体をまっすぐで跳ぶには制限が出てきます。どうすればいいのか、改めて考えてみた結果は、次回で……。